1959年の新藤兼人監督の映画「第五福竜丸」。

遠洋マグロ漁船「第五福竜丸」乗組員23名、無線長・宇野重吉主演。

webより

 

          アメリカが水爆実験海域を立ち入禁止の警告をしなかったせいもあるのか。

1954年、ビキニ環礁でマグロの大漁に浮かれてしまったのか。

広島型原子爆弾の約1,000倍の水素爆弾死の灰をシャワーのように浴びた。

放射能による原爆症は顔が黒くなるくらいで、痛い痒いなど体調の異変はすぐでない。

 

         広島、長崎に原爆投下された10年程しか経っていない時でも、

原爆の死の灰の恐怖といったものに気づかなかったのか。

 

         それにしても、日本政府も米国も動きは遅く、

なるべく面倒なことにならなければという思惑が見え見えなのだ。

 

         話しは飛ぶが、韓国の慰安婦や強制労働者の問題の

圧倒的パワーによる日本政府への圧力のかけ方のような姿勢を学び、

米国に対してあらゆる手段を使って、調査と保証を取り付けるべきだった。

そして、もちろん、広島、長崎での原爆による一般市民の虐殺、原爆症の惨劇を

ワシントンのスミソニアン博物館での原爆投下した「エノラゲイ」ともども実物展示すべきである。

 

          原爆水爆の恐ろしさをアメリカだけでなく、世界中の人が知った方がよい。