上海の「M50芸術産業園」は、
外灘(バンド)で知られる黄浦江の支流蘇州河に面し、
上海火車駅にも近い紡績工場跡地を再利用したもの
小規模な工場や事務所が点在する環境を、主に内部を改装し、
ギャラリーやカフェ、みやげ物や雑貨のショップなどにしている
大規模な核になる美術館や画廊などないせいか、
2002年設立にしては少々寂しい感じがした。
海外からの訪問者が僅かに見られたが、
心なしか手持ち無沙汰な感じがした
M50のゲートには交番のような公安が3、4人いたせいか、
蘇州河に沿って洪水避けのためのコンクリート壁によって、
親水環境はなく、開放感もないため、
閉じた環境が一層汚れた雰囲気にしている。
もっとも、M50横にイギリスのヘザウィックの設計による
巨大プランター群に植えた樹木で山を形成したマンションが近々完成し、
世界中から観光客が訪れることになる(近々アップ予定)
M50にも観光客が大挙流れ、
「新天地」のような賑わいを予定したセット・プロジェクトなのだろう。