タイトルでピンと来た人、マニアか流行の時代に生きていたおじさんです。そんな私はマニアでもおじさんでもありません。ただ面白がってやっているだけです。
で、モランボン組はホイール組みの一種でツイスト組なんて呼ばれます。名前から察しがつきましたね。ネジネジのぐにゃぐにゃ組のことです。タンジェント組のスポークの交点を一つずつ
ねじるというめんどくさい行程を施すことで、おもしろい形に仕上がるのです。
んで、このホイールの作り方は至って簡単です。順を追って見ていきましょう。
下準備
まず、何回ねじるか決めていきたいと思います。上の写真のようなローハイトは540度ねじりです。アラヤのエアロリムなんかは360度で十分だと思います。セミディープあたりで540度ねじるとリムもスポークも爆発しそうで怖いです。180度はやった意味がありません。
次にスポーク長です。これは様々な人の情報を参照しましたが情報があやふやで何を信用したらよいのやら、、、 私としては180度、プラス2.5mmでオーケーです。これなら何度ねじってもスータブル!
実際に組んでいきやしょう。
①JISの32hか36hで仮組みをする。何本組みとかは関係ありません。28hは強度不足のためちょいと危険。このとき、スポークがたわまない程度に緩ーく張っておくことが重要。
②交点を作っている二本のスポークのニップルを取り、ねじる。そして、ニップルを付ける。これを何回も繰り返してください。36hの場合、取って付けるを18回繰り返すことになります。初めての人でもJIS組をするのは30分程度で終わると思いますが、このねじる作業は1時間以上はかかります。トホホ、、、
③仮組みをしたらホイールを寝かせリムをドスドス押してやってください。押し具合としては、マリオのドッスン程度です。で、ある程度振れを取ったらまたドッスンです。ドッスンを三回も繰り返せば合格点です。
以上、完成
言い忘れましたが、スポークは安くて柔らかいものを使用してください。
言い忘れましたが、スポークは安くて柔らかいものを使用してください。
↑費用対効果抜群の軽量リムです。併せて組むと軽量かつ剛性の高いホイールが組めると思います。


