久々の更新。5月になってから、別に良くも悪くもない調子なのだが、時折無気力状態になったりしながらもダラダラと生きている…最近の自分を分析するなら、保守化と言うよりもむしろリベラル化しているのだが、昨年半ば頃から映画ばっかり見ているのもその現れだよなあ…以前の自分は、ハリウッドなんてクソ喰らえとばかりに馬鹿にしていたし、ジャニーズや日本の芸能界全般大嫌い、ってな感じで、超・とっつき辛い堅物だったのだがw、最近はむしろ、昔の自分が一番嫌っていたであろう、文化左派であったりカッコ付きのリベラルに近づいてるのは皮肉の極みである😅

さすがにLGBT推進‼️とか、夫婦別姓絶対賛成‼️と言うような朝日・岩波的なリベラル(笑)とは絶対に折り合えない自信があるんだけど。

要は、色んな事を経験して世の酸いも甘いも噛み分けた結果、物分かりが良い人間が出来上がってしまったと言う事だよな…それはそれで悲しい事であり、自分には才能がないと言う現実を受け止め、現実に最大限適応しようと努力した結果が今という事である。

最近良かった事といえば、運動や筋トレの結果か、以前よりも体が引き締まって、シックスパックとまでは行かないが腹筋が割れて見える位、シェイプアップに成功した事くらいである😆これも、マヨネーズを食べないなど、食生活にひたすら気を使った結果でもあろう。おかげで猫背の印象が無くなり、身長が5cmくらい伸びたような感覚…

まあ運動オンチ気味なのは昔からあんまり変わらんとしても…www



今日はゆるーく更新と言うか、某Netflixとやらを一ヶ月見てみた感想である。藤子不二雄両先生のファンとしては、5月2日から配信されたT・Pぼんの(再)アニメ化も見どころで、むしろそれをメインに契約したような物だが、元々ネトフリ自体に良い印象を持っている訳ではなく、初めから一ヶ月限定でという前提付きでの視聴であった。で、つい最近5月18日に一ヶ月のサブスク期間が終了し、780円でどれだけ元を取れるかという、食べ放題・バイキングの如き俺の挑戦は終わったのだった(笑)

以下↓↓↓結果がこんな感じ。


・アニメシリーズ1クール(T・Pぼん、全12回)

・連ドラ1クール(グッド・コップ、全10回)

・映画6本(ネトフリオリジナル含む)


うーん、こうして見ると少ないかな⁉️映画は2時間、アニメは一話30分の計算なので、だいたい28時間前後、この一ヶ月、ネトフリの画面の前で唸っていた計算になる(笑)でも長らく見れてなかった海外ドラマを見れて嬉しかったし、日本オリジナルのT・Pぼんでさえそうなのだが、何ヶ国語にもわたる吹き替えや字幕が付いてるのが豪華で凄いよねえ。Netflixの最大の魅力って、結局のところソレな気がする。


さすがに毎日入れ替わり立ち替わり違うドラマを見たり、映画をぶっ続けで見るような体力は無く、まあ見たい物を過不足なく見れたと言う事で満足の1ヶ月であったけど。映画は、最新のもの含めアマプラの方が圧倒的に充実してるので、オリジナル映画に興味が湧かなければ、海外ドラマを中心に観るというプランで行くのがオススメ。


以下、印象に残った作品の感想をツラツラと。


・「T・Pぼん」


なんと平成元年(1989)、日テレでの2時間スペシャル以来35年ぶりのアニメ化‼️前回は「キテレツ大百科」のスタッフによる作品で、全体的に絵柄が丸っこく、ファンにも総じて不評だったようだが、今回のアニメ化は地上波ではないと言う事もあるが、基本的に原作に忠実な内容で、冒頭の流血シーンはじめ、生々しく描写されており、アニメとしてのクォリティも実に高く、素晴らしい‼︎ドラえもんと違って少年漫画という事もあるけど、個人的にはF先生の最高傑作と言っても良い、何から何まで楽しい作品だと思う‼️とにかく歴史が好きな人には絶対オススメな作品で、「マラトン大海戦」や「ピラミッドの秘密」などは、ストーリーの良さもさる事ながら、アニメになった事で躍動感が増し、ある意味原作を超えた‼︎とでも言うべき面白さがあるんではなかろうか。原作も原作で面白いけど、コマ割りはじめシンプルさの極み‼︎な所があるのでね😙


第2クールもあると言う事で楽しみだが、なんかXの番宣⁉︎では特攻隊員を救う話ばっかりフィーチャーされてて、変に藤子漫画=左翼イメージが増幅されないか心配になったwが、基本的にF先生ってミリオタでもあるし、反戦・平和に凝り固まってたタイプの作家じゃないんだよねえ…(とか言うと、宮崎駿もそうだろ‼︎とかお叱りを受けそうであるがw)

原作のT・Pぼんは「コミック・トム」など創価学会系の雑誌に掲載された作品、大人しいF先生にしては比較的やりたい放題描いてると言う印象で、サヨクはサヨクでも、ジブリのような共産党イズムとは真逆であると言っておこう、念のためw

強いて言えば、ぼんの親友の白石鉄男くんの声や(何故にクレしんのボーちゃんみたいなキャラ…w)、謎の呪文のような歌詞のオープニングなど、突っ込み所はあるのだが、それでも近年のアニメの中ではズバ抜けて完成度が高いように思った。7月からの続編にも期待大、である‼️


・「グッド・コップ」


「名探偵モンク」のスタッフがそのままスライドしており、事実上の続編ともいえるドラマ。1クールで終わってしまったけど、とても面白い作品🥹ポリコレなんか何のその、限界ギリギリのきわどいネタを出してくるというのも、当ドラマの魅力であり、ヤクザとかミステリー物が好きな自分としては、ひじょ〜に、楽しめる🤩


病的に几帳面で真面目な性格のカルーソ.Jrと、(なぜか作中ではTJと呼ばれる)その父でヤクザとズブズブすぎて服役経験もある「元」刑事のトニー・カルーソを中心とした物語だが、淡々とした中にも程よいユーモアや「毒」があって、「モンク」のスタッフが本当に描きたかったのはこういう作品か…、という印象だ。(「モンク」はあくまでトニー・シャルーブのキャラありきで成り立つドラマで、日本で言うと「相棒」と水谷豊のようなモンだからね…そう言や何話か「相棒」でもパクられていたw) 


相棒では2話くらいに分けてやるレベルのストーリーを1話でやるから、海外ドラマの展開って本当に早い早いw

テレビスターが麻薬スキャンダルバレて逮捕される話とか、滅茶苦茶面白いのだが、…エミー賞のトロフィーで秘書を殺すとか、ブラックユーモア効きすぎである😂一見善人風なコメディアンに裏の顔が…って、日本で言うとウッ●ャンナン●ャンや、く●ぃむ●ちゅーみたいな感じ⁉︎www実際ありそうでコワイ(笑)


まぁ一番笑えるのはコレだが↓↓↓。「スーパーモデルの秘密は⁉︎」とか言う話。マーゴット・ロビーそっくりのスーパーモデルが、かつて風俗嬢のような事やってたのがバレそうになって人を殺すw、とか言うちょっと日本では考えられんような話…🤣(一応、ディズニー映画に出演が決まりかけてるから…、と言う理由になってはいたがwww)







犯行がバレないように色仕掛け使って主人公の周辺に近付いてくる、てな展開はありがちだが、酒や女にふしだらな父と真面目一辺倒の息子、って言う対比が全体的に面白いんだよねえ。

父が大体においてトラブルメーカーで、色々暴走したり話を引っかき回したりする役回り(笑)なのだが、逆にその父の交友関係が役に立って事件解決の手がかりになったりと、一筋縄で行かないところが魅力と言うか。

時には息子カルーソも一緒になってバカやって暴走したりとか、二人で一人的な凸凹コンビ的な掛け合いが、一番の楽しみどころかなぁ〜。モニカ・バルバロ演ずる美人のヒロインも出てくるが、親父カルーソに押されて存在感はやや薄めである。つーか、「モンク」でのモンクとシャローナのように、ようやく主人公と恋愛関係に発展して来たところで打ち切りはヒドイ‼️

最終話はあの「夫婦ごっこ」(モンク、シーズン2)を髣髴とさせる傑作で、ファンとしてはニヤリとさせられる要素満載で楽しいのだが、結果的に尻切れトンボみたいな終わり方なのはやはり残念である…😭


ポリコレって要は「米・民主党しぐさ」のような物で、必要悪だしある程度は仕方無いと思ってはいるのだが、最近のディズニー系列やなんやでは、チト目に余るものがあるかも知れない、と考えてはいる…ショービズと政治が切っても切り離せない関係なのはアメリカならではだが、日本はそうなってはいけない‼️と、先のジャニーズ排除騒動などの何やらを見ていて思ったのだが、その話は以前もしたし、長くなるので繰り返さない😭😭😭

この手の話題でたびたび話題にあがる、多様性やLGBT、の問題に関しては人それぞれと言うか、偏った作品は見なけりゃ良いという話だろう。

個人的に、何でもかんでも進歩的な傾向を「ポリコレ」と一緒くたにするのは、やや議論が雑な気がするし、人種の問題とLGBTなど性的マイノリティの問題は、まったく別物として捉えるべきではないだろうか…


最近も思ったのだが、ハリウッド映画で中国など東洋系のキャストが出てくるとポリコレだー‼️とかすぐにイキり立つような日本人が理解できないのだが、どんだけ名誉白人的思想に犯されてるんだよ、って言う(笑)日本人も中国人も向こうの人から見れば大差ないと言うか、日本人が北欧人もユダヤ人も見分けが付かない、と言うのと同じような現象では無かろうか⁉︎(みんな同じような白人だと思ってる定期←)


つくづく、今の中年以上の世代に影響を与えた、ジブリや世界名作劇場w、ファイナルファンタジー等のゲームの悪影響は大きいと思ってるwあとは、金曜ロードショーで定期的に放送される、「ホーム・アローン」のようなファミリー映画の類だろうか…個人的に言わせてもらえば、全てにわたって悪趣味でキモいし、清く正しく美しく的な、どっかのパワハラ歌劇団的な誤った西洋文化観😆を、こうした作品の受容を通して日本人が築いてきた事は否めない。(たぶんこのネタで一冊本が書けるw)


twitterでイキってるネトウヨもどきの原風景がそうだとしたら情けない限りだが、「奴ら」の議論を見る限りきっとそうなのだろう…


長くなりそうなので残りの映画レビューは「後編」に回すが、ポリコレなどについての突っ込んだ話は、今後もドシドシ続けて行きたいと思う‼︎


(今日のまとめ)


・何だかんだで「バービー」は傑作

・世界名作劇場(笑)

・月額780円はやっぱり安い

・ポケモンとシティーハンターさえ無ければ…



以上。


ではまた