今日びほとんど見なくなったけど、マッシュルームの缶詰めって今あるのだろうか?物価高で色々な商品が値上がりしたり、何気に入手困難になってる中、もっとも世界に不要なのがマッシュルーム缶である。北海道の田舎町とか、時代遅れの定食屋さんとかは未だに使っていそうな気がするけどさ〜、あのヌメっとした食感と、塩だか何だか分からない、ネチョっとした液体に浸かった何かを思い出す時、僕は何も面白味のない、子供時代を思い出すのである。正確には母親の料理の味と言っても良いか⁉︎料理が上手い下手の違いはあれど、カレーとか出てくる際に必ず「あれ」を食わされていた思い出ある人は少なくないんじゃ無かろうか。

とにかく、キノコ類って別に生で売っててもそんなに腐りやすい食品とは思わないだけに、何故に昭和の日本人はマッシュルームの缶詰に異様なこだわりを見せたのか、謎である。そういや、グリーンピースの缶詰とかも昔はありましたよね〜。洋食といえばマッシュルームとグリーンピース‼︎みたいな変な思い込みと言うか⁉︎(笑)ふつうに別のキノコでも豆でも問題ないのに変にこだわる感覚と言うか。戦後日本のあまりに幼稚なアレコレを説明するのにこれほど分かりやすいモノは無いというか。簡単な物事をわざわざ難しくしてどうするの⁉︎って言う。ジャニーズ問題とかで日本中がバカ騒ぎしている中、全然関係ないようで申し訳ないけど、9月はろくに更新できなかったので、それまで日記等で書き溜めていたことも含めて、遠慮なく放出できたら良いと思っている。


実は私、北朝鮮系暴力団から命を狙われてるので、そんなにプライベートなアレコレを公開するとマジにヤバい状況だったので、9月はあえてブログタイトルも変更し、更新を停止して「死んだフリ」をしていたのだった‼︎にしても映画を見に行ったりだとか、結構いつもヒョコヒョコ出かけてた印象があるのだが、それはおいといて。朝鮮系日本人と言うのは、日本語を独特な解釈をする傾向があるので、こちらの言いたい事ではなく、全く別の部分から物事を判断して思いもかけない角度からリアクションが返って来たりして、まさに驚天動地😱な訳だが、いちいち驚いていた所でバカバカしさの極みなので、10月からは普通の自分に戻る。一切自分に妥協もしないし誰かに遠慮したり忖度もしない。

つまらん環境に合わせてつまらん人間になったところで、人生の道が開けると言えばそうではないのだ。その意味では、最低限自分の守るべきラインから下には決して踏み越える事の無かった、自分の職人根性というか、良い意味での頑固さを褒めてあげたい‼︎2023年度の下半期は恐らく人生の中で最も厳しい時代になるかも知れない。でも今の自分には不思議な自信とパワーが溢れており、決して闘いに敗れる気はしない‼︎見ておれ佐●木に本●、和●に鈴●、中●有●に小●‼︎


小物の名前なんぞイチイチ覚えたところで何の意味もないのですが、そういう訳で、自分にとっては2022年2月21日から続く何かが終わったという感じなんだよね。不思議な事に、民主党の玉木代表がトリガー条項片手に予算案に賛成すると言う政局を始めたのがその日であり、自分はもしかすると、ただの会社員と言うよりは、もっと高いレベルの何かで、歴史の潮流の一部分を担っていたのではないのかな〜⁉︎、と確信に近い何かを考えている。だいたい、客観と言うのは当てにならないもので、自分の事を一番よく知っているのは自分だし、誰が何と言おうと自分だけが知っている何かと言うのは確実にあるよね。NHKの報道番組のような、客観を装った何かが支配する社会の行き着く先はファシズムであり、ディストピアだと思ってるので、これからも自分の勘と強運を頼りに生きていこうと思う。以上‼︎(前置きながっ)



9月はこんな映画を見ていた。「アステロイド・シティ」。うーん、キャスティングは豪華なんだがちょっと…宇宙人が現れるとか言う現実にはあり得ない設定なんだから、劇中劇とか言う余計な要素はすっ飛ばして、純粋にバカバカしい与太話として楽しませてくれよー、と思った。俗物根性を揶揄してるつもりが、それを制作してる側も完全な俗物根性っていう。(そこまで計算してたとすれば凄いが)アーロン・コープランド風の変なBGMが流れたりするのは、やはり50年代アメリカに対するある種の風刺かなーって思う。

以前取り上げた「マーベラス・ミセス・メイゼル」でも似たような要素はあったのだが、直裁的な風刺じゃなくて、こういう元ネタを「考えさせる」系の作品は嫌いだね。作者の意図とか考える前に、眠くなる人も多かったようです。「北条時行」とか言うギャグが突然出てきて、正直言って寒かった(笑)まあ割引きで1500円くらいで見たので、評価としてはソコソコです。


最近になってもマニアックなオペラのCDとかDVDとか買い込んでる。もはやとっくにCDの時代じゃないと言いつつ、このジャンルに関しては解説書やブックレットがないとお話にならないと思うので、やっぱり実際の「ブツ」を集める事に意義がある‼︎あんまり言われないけど、オペラと映画って似てるよね。特にパリのグランド・オペラなんつーのは、ハリウッド映画の直接のご先祖様という感がある。要するに、ユダヤっぽいのよ。(ユダヤっぽい物大好き実はユダヤ系日本人の我輩w)


最近の収穫物から2点。テキトーに感想を。


・ジュールマスネ「聖処女」(KochSchwann,1990年)

随分前に潰れたレーベルのCDだけど、ごく普通の値段で手に入った。厳密にはオラトリオとされる作品だけど、滅茶苦茶オペラっぽいです。マスネ大好きな自分と言えど、あまり好みでない作品もあったりして最近はご無沙汰気味だった作曲家なんだけど、この作品は超アタリです。聖母マリアの生涯を描いた作品という上に、タイトルが滅茶苦茶現代ではウケなさそうなので、これまでもこれからも上演が少なそうー、なのは残念であるが…、メロディーが超絶美しい上、やたらと劇的で「熱い」作品である。とくに「カナの婚礼」の場面の盛り上がりが凄い。マスネは明らかにユダヤ系の作曲家だけど、初期の迫害されていた頃のキリスト教に興味があったようで、本作と同じような題材は「エロディアード」「タイス」といった後の代表作でも用いられている。

べつにキリスト教徒でも何でもないけど、カトリックの宗教画とか見ると普通に美しいと思うわな。そういう感覚。指揮者のフルニリエは地味だけど、ナタリー・デセイのアリア集の伴奏なんかで、実はメジャーレーベルにも録音があったりする侮れない存在。言うなれば裏プラッソン的存在。(そもそもプラッソン自体あまり有名じゃないような💦)


・ジャンフィリップラモー「遍歴騎士」(OpusArte,2004年)

一時期ラモーとかのマイナーバロックオペラを上演するのがブームになっていた時期があったような⁉︎ヴィヴァルディとかヘンデルとか、それはそれはどうでも良い(失礼)な作品まで録音されたりして、一時は日本でも盛り上がりを見せていたと思うけど、リーマンショックですっかり下火になり、あんまりオペラファンの裾野も広がらなかったかもなー、と感じる次第。でも90年代から2000年代のこの分野での若手の進出ぶりって凄くて、今見ても質が高くて凄いと思うワイ。

ラモーの77歳の作という晩年の作品を、安全安心のクリスティ爺さんの指揮でパリのシャトレ座…って、まずハズレの無い布陣だろ、と思うのだが、このDVDは相当演出が奇抜で好みが分かれるので、正直オススメはしません。ミュージカル風の演出と言ったらそれまでだが、少々やり過ぎの感があるので、歌手よりも舞台上のダンサーに目が入ってしまって、劇の内容に集中できない。もともとラモーと言う作曲家に思い入れがさほど無いので言うと、正直言って大した作品ではないと思います。主人公の騎士の名が「アティス」と言う名前なので、リュリの同名の作品のパロディみたいのがあったりしますが、知らない人には何のこっちゃ⁉︎でしょう。ドイツ系の劇場の「考えさせる」系の演出じゃなくて、衣装がカラフルで、頭からっぽにすればまあ楽しめるのが救い。

全3幕で、フランスバロックオペラでおなじみのトラジェディ・リリクほどの長さはない。2時間ちょっと。ヒロイン役のステファニー・ドゥストラックが意外と美人で、もっと色々な作品で聴いてみたくなりました。たまに聴くとはであるが、やはりバロックオペラは楽しい😊でもやっぱり演出がいけ好かな過ぎるよー。チト2023年の感覚だと、古い気がする。歌手陣が今でも通用する素晴らしいパフォーマンスをしてくれてるだけに…


たぶん政治や世相に関する愚痴を書くよりも、趣味ネタの方が面白いと思う次第。まあ世相批評はもっぱら「X」なので…


ではまた。