なんか猛暑がぶり返してしまったので、しばらく更新の気力が失せていたのだが。なんだかんだ言って二年以上続いているので、飽きっぽい自分にとっては上出来な方かな。


7月から8月にかけて、いろんなニュースがあったが、数年前と比べ世の中の移り変わりの早さに驚くばかり。安倍辞任の2020年の時点で、今のような政治状況を予測できる人は果たしていたのでしょうか。アベノミクスとやらは結局、戦後の古い体制を維持するための、極めて矛盾をはらんだ存在だったのではないかと、今になっては思う。


我輩が提言した甲斐もあったか(笑)、岸田総理も9月ではなく8月に内閣改造をする事になったようで、今日正式に発足した。ニュースでは「優等生内閣」などと言われてますが、はっきり言って前の第一次の時の布陣よりはるかに良いですね。

注目は法務、防衛、厚労、公安委員長だったが、全員交代し、それぞれ適材適所とも言える人材が充てられていると言え、今の自民党としてはパーフェクトに近い内容ではないだろうか。故・安倍元首相の評価はさて置くとして、ちゃんと清和会にも必要十分なポストを与えているし。安倍派の要求は5人のところ、4人+ウヨ系に人気の高市さんも含めれば5人という絶妙なやり方が上手い‼︎


我が故郷、茨城県からも二人が入閣。茨城って意外と岸田派の議員がいたりするんだよなー。


非主流派の河野太郎さんや浜田靖一さん入閣も、サプライズという程ではないがマスコミや評論家には好評ではないだろうか。


つーか、スガ内閣の失敗を踏まえてとはいえ、最初の岸田内閣は古い業界団体や労組の意向を汲みすぎていて、余りにも面白味に欠けるところがあった。統一教会ネタはどうでも良いけど、これを機に政界の徹底浄化に期待‼︎(でもマスコミがネチネチと叩くネタを用意してるのは目に見えている)


なんか暑すぎてウンザリしてくるが、男のプライドか何だか知らないが夜はエアコンは絶対に付けないようにしている。

昨日の夜は真夜中でさえ27℃超えで、正直言って上半身ハダカにならないと死ぬほどしんどかった…まさに熱帯夜ですな。呑気に大河ドラマの感想を綴っていた数年前が愛おしいよ。

青天を衝けは面白かったが、今の大河ドラマは見てない。なんだかキャスティングも内容も、十年前だったら新鮮だったろうが…という気がしてしまう。言い方は悪いが、トウが立った、という印象の人がチラホラ。

NHKとしては2012年に大コケした「平清盛」のリベンジ戦をやりたいんだなー、とひしひしと伝わってくるが、本当にそれだけ。まさにNHKの、NHKによる、NHKのためのドラマ。


アマプラも無料期間が終わって見なくなってしまったし、今の自分は娯楽が少ないなあ。


最近はヘンデルの音楽をまた熱心に聴き始めている。ヴィヴァルディのバロックオペラとかだと正直聴き疲れするのに対し、ヘンデルは寝る前のBGMとかにもなるし本当に良いよなあ。




ホグウッド指揮の合奏協奏曲集Op.6を最近やっと入手したので取り上げてみた。アメリカ古楽の雄、スタンリー・リッチーらのvnが中心の演奏。(リュートのポール・オデット氏も参加)


長らく廃盤だったし(今も?)、手兵のAAMとの録音でもないので注目されてない演奏だと思うけど、これがとんでもなく素晴らしいんです。

この曲集をマジメに聴いたのはほとんど10年ぶりくらいだと思うけど、とにかく音色が素晴らしいのだ。同じオワゾリールレーベルでアントニーニ氏らによる演奏も出ているけど、全然古びていない。中古でもダウンロードでも見つけたら是非聞くことをオススメする。


ちなみにホグウッドとイル・ジャルディーノ・アルモニコのアントニーニ氏には奇妙なつながりがあるようで、アントニーニ指揮バーゼル室内管のベートーヴェンを聴いた時は、「まるでホグウッドのような⁇」と感じたものです。ことヘンデルに関してはそうでもないとは言え、同じレーベルから出ている事にすごーく興奮する。

サブスクとかだとこうは行かない。

漫画本とかもそうだが、一冊一冊、一枚一枚集める事自体に意義があるのだ。