こちらもかなりの暑さ(29度ぐらい)ですが
八ヶ岳牧場にある日陰のベンチに座っていると、ちょっと寒くなるくらいで
ここに住んでるありがたさを感じる季節です。
(👇今日の牧場駐車場の景色。遠くに富士山の頭が見えて、まさに夏の景色です)
少し前になりますが
母の家を片付けに行ったけれど
とにかく、もう片づけ屋さんを頼んじゃったので早く、早く、と妹に言われ
ほんのちょっとのモノをレスキューしてきて終わりました(もっと金目の物、あったのに~)
その中でレコードを少しレスキュー。
たくさんあったSP盤は、以前の引越しの時かなり捨ててしまったので
残っていたのは、我が家にステレオが来た以降のもの。
と言っても、両親はかなり早くステレオを購入したらしいので、けっこう古めなレコードたち。
(昭和30年代でしょうか)
まずサイズが違うLPがけっこうあります。小さめです。
(👇上が普通のサイズで下のが(アイジョージか?)ちょっと小さ目サイズ。)
それから、ステレオがどんなに素晴らしいかを語っているレコード。
(「ステレオで冒険」なのね、右はちょっと小さ目マントバーニ)
多分、ステレオを買ったときついてきたものでしょうね。
こっちからあっちに機関車の音が通り過ぎる、とか
右でなった鐘の音が今度は左から聞こえる、とか。
英語でしゃべってたってことが今聞いてみて再確認、子供の頃は効果音だけ聞いてたのかしら。
そんなこんなのレコードを鰻屋(Blowin' in the wind) に見せびらかしに行ってみました。
お店にはブルースっぽいのが好きそうなおじさんが先客でいて
がんがんそういうレコードかけて聞いていて、
私のふるっちい、そして音楽も色あせたようなレコードはお呼びではないなぁ、と
山梨日日新聞をかぶるようにして読んでました。
そもそもおじさんにとっては、おばさん(あるいはおばば)はほとんど目に入らない存在、
ということがおばさんになって以来、感じてることなので、
おばさんが新聞かぶってようが何してようが気にはならない模様。
しかし、
私のレコードに少し日が当たってきたら、
おじさん、ペレスプラードなどにいたく興味を示してくださり、
「うっ!」っていうんだよね、とペレスプラードの「うっ!」談義にも話がはずみ
「私、昔Tレックスとか武道館で見たんです」という話やら
「ウェンブリースタジアムでイーグルス見たんです」という話やら(自慢気な私だなぁ)
マイルスを聴きながら、コルトレーンはこのころが一番!という話やらで
おばさんにも注目してくださり、話が弾みました。
音楽好きとお話しするのは、老若男女誰とでも嬉しくて楽しいものです
そのうち、鰻屋の厨房からは鰻を焼く良い匂いが漂ってきて
他の予約客も入ってきて
そのおじさんも息子さんたちとこれから鰻の夕餉を囲む模様です。
鰻屋で鰻食べないわたくしは、寂しくすごすごと匂いに送られて家路につきました。。。
私の両親ってけっこうラテン好きです。