もうだいぶ前になりましたが関西に行った折、足を伸ばして尾道に行ってきました。


宮島に行ったNさんと、尾道のホテルで夕方集合ということで、なんとか私はホテルにたどり着きましたが暗くなってから到着のNさんは相変わらずの(失礼)迷子だったようでだいぶ時間がたって到着しました。



ホテルは私が、いつものように楽天でとった最安値ぐらいのホテルですが、なかなかにおっされで、狭いけれど(ってか、荷物も開けられないほどのごくせま爆笑)清潔でスタイリッシュな感じで、海に面して眺めもよく、なかなかでした。


(フロントがバーのようになっていて眺めも良い)


ここに来たらまずはロープウェイで街を見下ろすのが定番でしょ、と思っていたら、痛恨の「ロープウェイ点検のため休止」、
なんかデジャヴュだな、と思ったら12月の筑波山もケーブルカー休んでたわぁ。私達、どんだけ悪事を働いてそのバツがきてるのか、私たちは!!

気を取り直して、最もやりたいと思っていたしまなみ海道自転車走り、をしようと、ぶらぶら船着き場に行くも、生口島に行く船は出たばかりでなんと1時間半は待つことのなると船着き場のおじさんに

「そこらへんをダラダラしてきたらいい」と言われてしまい、ダラダラしましたね、私達。




Nさんとは大学時代から二人でよく旅行に行き、ほぼダラダラといきあたりばったりな旅をしていたので、このダラダラさはお手の物。街道歩きの人たちだとこんなにダラダラは許されないかもしれないけど。。。



けっこうな時間を船に乗り(しまなみの間を縫うように行く船は、行き交う他の船もほとんどな

く、白波が望まれるわけでもなく、

海の上を進んでいる感じは全然無くて、まるで川下りをしているような感じです)島に到着したころはもうお昼近く。小雪もちらつき寒いです。

もう自転車やめてここらへんをダラダラ歩こう、という日和見な私の発言が通り、取り敢えず街並みを歩いていると、店の中からおばば様が二人話しかけてきて(尾道の人たちは人懐こい気がきます)私達が行こうとしている食堂はもうやってない、行くなら〇〇と△△だが、〇〇は魚が養殖でよくない、△△ならいけすの魚を料理するから良い、と色々あアドバイスを授かって、いけすの穴子の蒲焼重をおすすめの店で食べました。






味はなかなかおいしかったけれど、お店のいけすを見たらいけすは空っぽで使われてないみたいで、おばばさまたちのアドバイスはガセネタ疑惑か。。

その後、アイドブックにある耕三寺(広くて色々なものが混在している入場料が高いお寺)と国宝なのに訪れる人が少ない寂しいお寺向上寺の三重の塔を見学したらもう帰りの船の時間となってしまいました。




夕ご飯は近所のお寿司屋さんで、お寿司。なんせ海の近くだもんね、と山梨と埼玉から来た私達。
怖い老女将の指示のもと座敷に案内されて、

私が小さい声で「なんか怖いね」と言ったのが聞こえたのか聞こえなかったのか、女将が私達にどういうわけか気前よく「とらや」の一口羊羹くれちゃったりして、なかなか親切だわ〜(モノに弱いワタシてへぺろ



次の日はロープウェーに乗れなかった哀れな人達がえっちらおっちら登っている街の急坂の階段を私達も登りました。





ここに住む高齢者はたいへんだなぁ、と、坂があるけれど階段ではなく車でスイスイ行ける清里はまだまだありがたい、と少し安堵したしだい。

頂上(というのでしょうか)からの眺めはちょっとかすんでいたけれどなかなか良かったです。



お土産を買ったり、ボサノバが流れる古民家カフェに寄ったりしたら、あっという間に帰りの船の時間になりました。





しかし帰宅してから、尾道に言ったことがある知人に「ロープウェーからの景色すごく良かったでしょう?」と言われ、ちょっと悔しくて歯ぎしりしてしまいましたわ〜


(尾道といえば、時をかける少女を思わず口ずさみたくなるのに、いかんせん歌えるのは【♪と~き~を~、かけるショウジョ〜♪】ってとこだけです。お粗末あせる

 

時をかける少女