こんばんは

今日は、若き頃の出来事をお話します。

以前 職場が救急だった頃

その場所はもっとも現役でお仕事をされている方

やそのご主人を支えている家族が来院される場所でした。

来院の仕方は様々で

意識が無い、心臓停止状態、末期の癌

強い痛みを訴えたり 血を吐きながら 排泄物は出ているのは当たり前

なぜ?ここまで気がつかなかった?

なぜ?また助けたのに・・・?

ドクターとチームで話しながらも早朝から深夜まで・休みの時も病院へ連絡したり

夢に出てくるぐらい頑張る毎日でした。

気がつくと勤務して2年

ある日 私は、

朝礼の時 激しい嘔吐・口から血を吐き失神

すぐに意識回復 婦長さんに胃カメラ予約したからいっておいでと云われ。

原因は

胃潰瘍でした。

でも人はいないのでそのまま仕事場へ・・・薬と点滴で頑張り

仕事場に戻り

同じ病気の患者さんを受け持ちするなど

と若き頃は自分の勉強だと・・・(笑)

周りもそんな環境でした。

その後 胃に穴があくと人の気力もパンクしたようになり

そんなタイミングに

以前の職場の先輩がそろそろ2年、救急勤務の限界やね。と笑顔で

連絡があり

 内容は、何故か?先輩の英会話の力量を試す為のホームステイに

ニュージィランドの北へ

行こうという誘いでした。

パンク気味の私は責任在る職場を引退 仕事ばかりで貯金は貯まっていたので

先輩の誘導にのり 初めての海外 

大阪の大使館へ行きビザをもらい

遺書を書き 

辞書と地球の歩き方の本と安い日本グッツを持ち

ニュージィランドへ 場所は、北側 日本の北海道のイメージらしい(行ったことは無いが・・・笑)

11月半ば 春の気候 なのに クリスマスの飾りがちらほら 

ホームステイ先は市内から離れた田舎町 大草原の土地を所有する優しいご夫婦

子供さんは海外に留学中 別で来た英語ペレラペラの日本人と私たちの2人でジャパン3娘

内容は、羊の毛刈り・牛の世話・馬の世話・子羊ミルクやり・所有の洞窟探検 料理の手伝い等々

私は、ほぼジェッシャーのみ、時々お姉様方にジャパングッツと引き替えに通訳してもらう毎日

気がつくと体は元気になり本当の家族のようになりましたが 日本へ帰る日が来ました。

もう少し英語が話せたら楽しかったのに・・・とママに云われ手紙を書くように云われたので 日本語で書き

また 日本語でグッツ付きで通訳してもらい さよならを伝え 心配されながらも

観光して日本へ帰りました。

そして無事 日本へ帰り

不思議と、帰りバスの運転手さんが、元受け持ち患者の胃潰瘍さんで

バス代をおまけしてくれて

 遺書もやぶり またすぐに別の病院勤務復帰をしました。

心残りは、羊の料理だめで、かくれてマックをたより 英語が話せなかった事ですが・・・・(笑)

ちなみに、今も流されています。

流されているのは、マニアックな主人です。

天然で知識はマニアック・楽しそうにまじめにアレクサなみに答え

動物を治していく姿は

天才になるかも?と感じています。

ちなみに、結婚して12年開業して11年走りっぱなし

私もストレスで喉が腫れ、極度の痛みのため唾も呑み込めず、挙げ句の果てに酸欠になるなど

二回ほど死がちらつきましたが、入院してもジェスチャーオンリー営業スマイル

涎を流し、ご飯も食べず、ひたすら寝続ける始末

数日して治療により少し喉の腫れがひき

看護士さんに無理矢理退院を申し込むとびっくりされ

話せない方だと思ってました。と云われ

何とか復帰

皆様に可愛がっていただき 

こりずに 只今 無我夢中進行中です。

 

先日 久々に先輩から連絡があり 

内容は、

 たくさん海外に行ったけどあんたとのホームステイが1番楽しかったよ。新婚旅行よりも・・・(笑)

でした。

 

それでは、おやすみなさい。