秋に高尾山ハイキングに参加させていただいたＮＳＡ のイベント
「ビストロＮＳＡ 」に参加してきました～
ＮＳＡは、学生が中心となった団体で、
障がいの相互理解、心のバリアフリーを目指し
余暇支援や障がい理解に関するイベントなどを
開催しています。
今回のお料理イベントはビストロＳＭＡＰ？をイメージして
お題が出されて、それにそってお料理を創作します。
今回のテーマ
「誰でも手軽に作れる
、
体にやさしいスープ
の開発」
私は2回目の参加でしたが、グループリーダーを任されました～
お料理は毎日していますが、初対面の方と創作して
お料理を作るのはちょっと心配。
同じグループになったのは、
視覚障がいをもつ高校生、
大学生のボランティア二人、
高次脳・半身まひの方です。
みんな、とっても若くて、お姉さん、ビビります
笑
だって、私以外の平均年齢２１歳！
大丈夫かなぁ、でも、若者には慣れている。
頑張るぞっ
テーマ以外にもグループ毎にお題があり、
このチームのお題は「マイルド」でした。
若者たち
「マイルドって何？！」
「マイルドカレーのことじゃない？」
「甘いってことかな」
「味がないってことかな」
「こくがあるってことじゃないかな」
うーーん、会話についていけない
私「体にやさしいスープだけど、どんなスープにしようか」
若者たち
「体にいいっていえば、納豆
でしょ」
「こくを出すにはチョコ
じゃない？」
「あさりのお味噌汁
は体にいいらしいよ」
うおぉぉぉぉ～～・・・・
私が考えたら、きっとありきたりのスープになってしまう。
ここは、若者の斬新なアイディアを取り入れて
新しいメニューを創作した方が面白そうだな
ブレストは続き、トマトの冷製スープにしようということになりました。
いいねっ！
若者たち
「冷製って、ゼリー寄せみたいにしたらどうかな」
私「いいね！！ でも、冷やすのに時間かかるよ
」
若者たち
「タピオカを入れたらどうかな。ゼリーの代わりに」
タ、タ、タピオカ？！
あの、デザート
に使うタピオカですか？
戸惑いは隠せないけど、、よし、いってみよう！
買い出し
スタート。
ボラの二人は、背格好も性格も良く似ていて
すっかり意気投合しています。
同じグループで仲良くできるのか、ちょっと心配。
でも、買い出しって決まり、席を立った瞬間から
何気ない、ＮＳＡの目指すナチュラルサポートをしています。
お料理
スタート。
視覚障がいの方には、切りもの係、炒め係を。
半身まひのある方には、ピーラーとハサミを使って切りもの係を。
ボラ２人は、調理道具を揃えたり、洗い物やお湯を沸かしたり
動きまわったり、重いものなどを担当してくれていました。
もちろん、自主的にです。
私は仕切り役と味見担当。
要は、口出しだけで、何にもしていません。笑
時間が経過し、スープを煮込んでも、
なかなか味が決まらない。
全員で味見
をしては、味を足して、、
を繰り返していきました。
やっと味が決まったら、、残り時間あとわずか
冷製にするのを諦めよう。
でも、、、タピオカどうする？
若者たち
「当然、のせましょうよ」
そうだね。 そうだよね。
よし、のせよう！
できた～
『旬の野菜のトマトスープ タピオカ添え
』
よーーく見ると、上に乗っているのがタピオカです。
ちなみに、白いのは鳥のささ身です。
味は、とってもマイルドで美味しい！
タピオカは、心地よい食感を演出し、
見た目は何ですけど、ありきたりじゃなくて良かった。
審査が行われ、５グループ中 ４位でした。
うーん、残念！
ちなみに、１位は「冷汁」でした。
冷たいお味噌汁に、野菜とキムチ、半熟卵がのっていて
それはそれは、美味しかった。
朝から夕方まで、長い一日が終わり
すっかり打ち解けたメンバーと別れ、
このイベントが終了しました。
みなさん、お疲れさまでした。
ＮＳＡ は組織がしっかりしているため
誰でも安心して参加できます。
次回は秋の高尾山ハイキングだそうです。
車イスの方も、全盲の方も、手話の方も
みーんな楽しめる内容です。
是非参加してください