先日告知した通り、多種障がい者交流会に参加してきました~
前半は、障がいを持った方や、保護者の方からの話。
後半は、障がい体験と交流会です。
障がい体験は、リレー形式になっていて、
全部体験すると、最後に景品
がもらえます。
もちろん、全部体験しました!
まずは、精神の病気の中でも統合失調の体験。
「統合失調体験」
写真は友人です。
幻聴、幻覚の体験をしました。
日常生活の中の一コマなんですけど、
想像通りではありました。
でも、実際に体験してみると、幻聴はうるさいし
幻覚によって”大丈夫”とわかっていても
嫌な気持ちがよく理解できました。
特に幻聴はうるさくて、だんだん誰が話しているのか
わからなくなってくるし、うるさくて集中できないし
叫びたい気持ちがわかりました。
やはり、想像というのは想像の中でしかないんですよね。
その後、統合失調の方たちと話をしたら
「あんなもんじゃない、もっとうるさいし、怖い」
と話していました。
そりゃ日常生活は大変だよね。
この体験は「ヤンセンファーマ株式会社」さんが
障がい理解のために開発されたもので
他にも「ADHD体験」があるそうです
これは、視覚障がいの方の持っている杖。
「白杖体験」です。
目隠しをして行いますが、目隠ししただけで
平均感覚も方向感覚もわかりません。
私はこの赤いコーン?をスルリとかわし
余裕でまっすぐ進みました。
でも、目隠しをとって見てびっくり。
思っていたよりもコーンの近くギリギリを歩いていて
逆に見えていたら歩けないかも、、なんて思ったりして。
先日のゴールドコンサートでダブルMさんが
「もしも目が見えたら、見えなくていいものまで見えるでしょう
」
と歌っていましたが、まさにそんな気分でした。
おっとびっくり。
これは人の手です。
上の写真はアップでしたが、義手です。
間近で見ても、見分けがつきませんでした。マジで。
この製品はシリコンでできているので
手触りはちょっとゴムっぽいです。
この手を撫でて思い出したことが。。。
その昔、私が新入社員だった頃、革のバックを探していました。
肌触りのよい、これからずっと使っていけるバックを。
ある日、満員電車の中で”最高級”のバックを持っている方が
いたんです。
触れた瞬間”最高級だ”と思い、ずっと触っていました。
いいバックだなぁ~
持ち主のおじいさんが、怪訝な顔で私を見るので
手元を見てみると、、、おじいさんの手を撫でていました!!
この事を思い出し「革で作ったらどうでしょう?」![]()
と提案したところ
「革は加工が難しい
し、年を重ねると風合いが変わってきますから
」
・・当たり前ですね。笑
他にも
「手話で歌おう」
「補聴器」
「車いす」
「音を体感できる機材」
など、たくさんの体験コーナーがありました。
あい間、あい間にみなさんとおしゃべり。
とても充実した一日になりました。
さまざまな障がいを体験して、ほんの少しだけ
障がいに近づくことができました。
もちろん、これはごくごく一部で、理解には程遠いものです。
でも、お互いに歩み寄るって大切なことですよね。
主催者の華月さんは
「参加されているみなさんの障がいを、
お互いが理解しあい
、横のつながりを強めて
、
もっと生きやすい社会を作りましょう
」
と話していました。
また開催されると思いますので、
このブログでも広報したいと思います




