姉 3   ドラマのような生活? | アダルトチルドレン・HSP 人生も結婚も自由に生きる!カウンセリング

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アダルトチルドレン・HSP・結婚&恋愛 専門カウンセラー 豊田文子

北海道旅行以来、札幌の映像がテレビで流れると

楽しそうにするようです雪の結晶


よほど楽しかったんだな。 良かった、良かった音譜



私たちも出来るだけ北海道の話を出して

次の旅行の話をもちかけます。


次の旅行では、姉に自分の旅費を出させることで

金銭感覚と収入への執着を取り戻すことが目的です。



それにしても、よほど北海道が良かったようで、

他の街の話をしても、ちっとも乗ってこない。



次も北海道かぁ、、、、いいけど他も行きたいなぁ。。。



しかし、「自腹で」という話が出たとたん、話が宙に浮いてしまいます。

お金を出させるのは難しいハードルだダウンダウン





そうこうしている間にも、時間はどんどん過ぎ

あっという間に一月が経ちました。



その頃、友人の紹介で都内の通勤寮にいる

とっても、とっても、とっても優しくて力強い方を紹介してもらいました。


色々な方からMさんの噂は聞いていたので、

良いタイミングだ、会ってみたいと思いました。



とりあえず、姉に話をする前に、

私が見学に行くことにしました。



『通勤寮』とは、知的の障がいを持っていて、

就職している人、あるいは就職できる状態の人が

寮生活を通じて規則正しい日常生活や、衛生面、

金銭感覚、お互いを助け合う関係などを構築していく場所で、

2年以内には多くの方がグループホームに移行していきます。



私がMさんに興味を持ったのは

ハローワークに絶望している姉が就職をするには

支援者が必要だったからです。


そして、通勤寮には比較的条件の良い仕事(特例子会社など)の

話が入ってくる事を知っていたからです。




まずは通勤寮を見学させていただきました。

男子寮と女子寮に分かれていて

入所している皆さんは、全体的に若くて落ち着いていました。

働いているだけあって、しっかりしています。



男女の共有スペースは食堂とオープンスペース。

きっと「恋愛ラブラブしている人もいるんだろうなぁ

なんて、勝手に妄想にふけってみたりしてラブラブ!



女子寮は二段ベットで

姉妹二人で一部屋”みたいな雰囲気。


思っていたよりずっと快適そう、というか、かわいらしい環境。


女性用のみの共有スペースは、キッチンがあって、

ソファーとテレビがあって、よくドラマでみかけるような

共同生活っぽい。



単純に、

 この寮に入って、生活面のことを覚えて、

 仕事が見つかって、友達ができたら、

 さらに恋ができたら、

 どんなに素敵だろうクラッカー

 今までの20年を取りもどせるんじゃないか!?

と思ってしまいました。



この寮に入ってほしい。 

素晴らしい人生を存分に味わってもらいたい。



妹の妄想はふくらむ一方ですDASH!




しかし、この寮を利用させてもらう場合、

寮側のリスクは高いのです。


埼玉県在住なので、都内の施設を利用することは基本的には無理。

それでも利用させてくれたとして、1人分の支援金が望めないため

施設側の負担が増えることになります。


さらに、現在寮は定員オーバーな状態で、

半年先までは空く予定がないとのこと。

寮を利用するのは本当に難しそう。


ちなみに、埼玉には通勤寮は1軒。

家からはかなり遠く、見知らぬ土地です。

そちらもおそらく定員いっぱいだという話でした。




ただ、寮のリスクを考える前に、

姉が納得して寮に入る方が、

はるかに高いハードルです汗




いくら旅行に行けたからといって、

20年以上他人との交流をしていないわけで、

そんな人が寮に入ると言い出すわけがない。



私「ねぇねぇ、私の友達から聞いた話なんだけど、

  ある寮に入れば、必ず仕事が見つかるらしいよひらめき電球


姉「そんなうまい話ありっこない。

  今までだってダメだったんだからむかっ


私「それがね、本当らしいの。今度私が偵察に行ってくるから

  もしこの話が本当だったら一度行ってみない?」


姉「それに、寮なんて嫌だ。一部屋もらえなかったら嫌だからね!むかっ




・・・後日・・・




私「仕事の話、本当だったよ!仕事紹介してくれるって!クラッカー


姉「信じられない。本当なの?!

  寮は一部屋もらえる?お風呂は毎日入れる!?


私「・・・仕事の話は本当。

  ただ、、、部屋は二段ベットだった汗

  女の子の部屋って感じで、ぬいぐるみとかもあったよあせる


姉「うー・・ん」


私「なんかね、帰ってくると皆仕事で大変だった話とか

  するらしいんだけど、

  男子禁制でドラマに出てくるみたいだったよ!あせる


姉「ふーーーん、とりあえず話を聞きにいく。付き合ってひらめき電球




やった!!!!  大成功!!!





だましているようで、少し心が痛みますが

(嘘はついていません)

姉がどうやって飛び越えたらいいのか、

わからなくなっているハードルを

飛び越える手助けをするためです。。


実際は古い建物で、ドラマとは程遠いけれど、

そこは、姉も大人です。

誤魔化されてくれるでしょう!