姉と私 12 | アダルトチルドレン・HSP 和やかに楽しく生きる!カウンセリング

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東京カフェカウンセリング 
アダルトチルドレン・HSP・恋愛依存症 専門カウンセラー 豊田文子


高校に入って、自分の得意分野の授業があることがわかった。



それは、倫理。



仏陀やユング、フロイトなどについて教えてもらった。


私は自分の境遇を、いつも嘆いていた。

なぜ私だけが?どうすれば楽な気持ちになれるの?

倫理で習った哲学や思想は、

そんな私を優しく包み込んで、希望を与えてくれた。



倫理のほかに、思い出深い授業があった。



その授業は毎回、

「では、目をつぶってください」

からはじまる。



「肩に力を入れて~、楽にして~

 手に力を入れて~、楽にして~

 息をすって~、はいて~はいて~はいて~

 だんだん手のひらが温かくなる~

 腕が重くなってくる~ ・・・



5分ほどすると、ある機械を持ち出す。



その機械は、青い台の上に、手のひらの形が書いてある。

手のひらの形の上に手を置くと、ピーッと音がする。

人差し指のあたりに、センサーが入ってあるらしく

音とともに、小さなランプが緑や赤に光る。



「今、君の色は緑だね。β派がでています。

 授業に集中しやすくなりましたね。

 では、皆さん授業に入りましょう。」



ほとんどの人が5分の間、寝てしまう。笑



この授業が思いで深いのは、

これが”自律神経訓練法”だと知ったとき、

何故かとても納得したことと、

他の授業ではにぎやかなクラスなのに、

この授業だけは、とても静かだったこと。



しばらくして、この先生が心理学クラブと、

UFO研究会を作っていることを知った。



どことなく怪しい雰囲気の先生だったので、

クラブには入らなかったけれど、

この頃から心理学について興味を持ち出した。




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