私もいよいよ小学校卒業！
高校受験を考えれば、
中学受験の方が楽。
私立の学校に行きたい気持ちがあったけれど、
何か、逃げている気がして、
結局、姉と同じ中学に入学。
中学に入ると、急に勉強内容が難しく感じて、
正直、ついていけないところがあった。
それまで難しいと思ったことがなかったので、
すごく不安。
ヤバイ、、遅れをとっているかも。。
部活は、幼なじみの多い
吹奏楽部に入部。
でも、上下関係の厳しい学校。
幼なじみという特権は許されない。
狙いが外れて残念ｘｘ
それでも楽しい部活動♪
私はユーフォニウムという、大きな楽器を持たされた。
同じユーフォの先輩は、とても優し～
何か、とても救われた気がして、
とにかく嬉しくて、先輩も、部活も大好き♪
でも、それを上手に表現できなくて、
先輩を悲しませることも多かった。
先輩、、素直にできなくてごめんね。。
そんな私に、よく手作りのプレゼントをくれた。
音符を覚える単語帳
マフラー
お守り
手紙
メッセージ入りのハチマキ etc
今でも大切な宝物。
その先輩は、姉と同じクラスだった。
私は嬉しかった。
『この優しい先輩は、きっと姉を守ってくれる』
そう思ったからだ。
現実はそうではなかった。
３学期になって、姉と同じ班になった先輩は、
姉に対する不満を、よく私にぶつけてきた。
「あいつ、バカなの？？」
「あんたのねーちゃん、なんとかして！」
「明日休むように言ってくれない？」
時には泣きながら
「あんたのねーちゃんがいるせいで、
私の班は、大変なんだからね！」
大好きな先輩を泣かせてしまっている。
先輩、ごめんね。。
どうすることもできない
私の悲しみと怒りと絶望感。
先輩に嫌われたかもしれない。
姉もツライ思いをしているだろう。
先輩にも姉にも、何もしてあげられない。
何もしてあげられない、不甲斐ない自分を
責める日々が続いた。
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