20/21プレミアリーグ:Manchester Cityの強さ! | 欧州サッカーに関するナニカ

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DAZN+SKYは珍しいのか検証中

 

ここのところ珍しくプレミアを見たので感想を書いておきます。

リバプール 1-4  マンC

マンC 3−0 トットナム

 

ファンダイクの怪我に始まり、最近リバプールが調子を落としているのはご存知かと思いますが、

それよりも思うのはマンCのサッカーが完成度が非常に高いということ。

1−1のところで、リバプールの守護神アリソンがGジェズスのフォアチェックからミスを連発し

2点取られて試合を壊したかのように言われていますが、

シティのパスコースの消し方が見事とも言えます。GKにバックパスが出た時点で一人が行き、相手のSBへのパスコースを周りがケアするのですが、非常に切替が早い。

良くあまり意味がないけど勢いで突込むFWが多いんですが、シティは無駄には行き過ぎず、しっかりチームで網を掛け方て取る訓練ができている気がします。

上述の通り、サイドは消すし真ん中に出ようものなら、2−3人で囲みます。

 

 

昨年のCLでもレアルがこれでクルトワ–バラン間でやられましたね。。

 

これができる要因の一つが、個人的には「攻撃時の」各選手の距離感の近さにあるように思います。

攻撃も面白くて、イメージ的には渦潮がじわじわ敵陣に迫るような攻撃をしています。

バイエルンのような切裂くような縦に早い攻撃とは真逆ですね。

新しいポゼッションの形と言えるのかもしれません。

–前線から最終ラインまでコンパクトに保つ

–ボール保持者の横と縦には必ず誰か入る

–上記のために、基本的には攻め急がない

–ファイナルサードでも浅いところの保持からワンツーで、ハーフスペースを狙う

(裏へのロングボールは非常に少ない)

を徹底しています。

トットナム戦の2点目なんかは見事です。

 

 

そうは言っても、点を取れないと意味がないのですが、主軸デ・ブライネが怪我で戦列を離れている中

この二人がチームを引っ張っているということで要注目です。

 

1. ギュドアン 市場価格€40M

 

今乗りにノッテいる男。

ドルトからCityに‘16に移った重鎮。30歳。

ドイツ代表ではボランチ等であまりパッとしないが、

0トップの偽9番で開花したか。止まらず動き直すタイミングが素晴らしい

26試合で13点3アシスト。プレミアの1月月間MVP

トットナム戦で痛めた股関節が心配

 

2.フォーデン 市場価格€60M

ドルト・サンチョと同年代のユース出身20歳。

30試合で10点6アシスト。

シティというチーム柄かサイドで派手なプレーは見せず

堅実に繋いでいる印象だが、ファイナルサードでは

スターリングは別格として、次に個での怖さがある選手。

左利きでロッペンのような、右サイドでのカットインからのシュートは見事。

少し線が細いが、シティと共にCLで活躍できれば

一躍トップ選手に入ってくるだろう。

 

皆さんもこの2選手の動きに注目して、CLを観戦すると楽しめるかも。

ではでは。