東京六大学野球春季リーグ戦は今週が最終週。
このリーグ戦の最終週と言えば早稲田と慶応が対戦する伝統の早慶戦だ。この対決、110年の歴史があるんだぜ。昨日は春と秋に年に1回ずつNHK教育テレビ(Eテレ)で生中継される日だったのだ。神宮球場には28000人の観衆が来たんだぜ。戦前のプロ野球が日本にはなかった時代には超人気カードでチケットも入手困難だった時代もあったのだ。戦前の日本球界で名投手と言われた読売巨人軍(現在の読売ジャイアンツ(巨人))の沢村栄二も旧制中学(高校)時代は大学野球界にあこがれた人物の1人だったのだよ。
試合の方は一昨日の土曜日に行われた試合では延長10回の末5-3で慶応が、昨日の日曜日に行われた試合では4回以降打線が爆発して早稲田が11-4で勝利して、対戦成績は1勝1敗。今日の試合に勝てば対戦成績で2勝となり勝ち点1となるので、早稲田は明治、法政、立教、東大(東京大学)の4校から勝ち点を手にしているので今日の試合で早稲田が勝てば慶応からも勝ち点1を手にして勝ち点5の完全優勝がかかった大一番だったのだ。しかし、残念ながら今日の試合は4-2で慶応が勝利。このカードの勝ち点1は慶応が手にして早稲田の完全優勝は幻となりました。