~2019年11月ソウル~
 
昨年11月。ずっと気になっていながら行きそびれていたホジュン博物館に行ってきました。
 
ホジュンとは?
 
 
朝鮮時代に作られた医学書でユネスコの世界遺産でもある「東医宝鑑」の著者、許浚(ホジュン)。
 
韓国の歴史ドラマでも、彼を主人公として描かれた作品があります。
 
個人的にホジュン、東医宝鑑、韓医学に興味があるというのが一番の目的ではありますが…

昨年は、韓国茶の会や福岡の韓国観光公社で韓方と韓国のお茶をテーマにしたセミナーがあったりと、東医宝鑑や韓方茶をご紹介する機会が続いたので、半分取材のような...セミナーのネタ集めも兼ねての博物館見学となりました。
★ご参考までに…
*11月、12月にも同じ内容で紅葉の庭園韓国茶の会をしました。
 
セミナーより前にブログでご紹介するのを控えていたら、11月のソウルの記事書きがどんどん後回しになりました^^;
今更で失礼します。
 

 

許浚(ホジュン)博物館

(ホジュンパンムルグァン/허준박물관)

 

 

ソウルの中心部からはすこし外れた江西区。

金浦空港から比較的近い場所です。

 

そのため、行くときは金浦空港から直行、と決めていました。

空港からタクシーで10分ちょっとで到着しました。

 

 

これ、五臓六腑のタイムテーブルですね^^

私は東洋医学を学んでから知りましたが、子供の時からこんな知識が身近で学べたら良いですよね。

 

この日も学校の課外授業のような子供たちがたくさん来ていました。

 

 

入館料は大人800ウォンと、もともと100円もしないお安い料金なのですが、毎月第2,4土曜日は無料だそうです。

 

知らないで入館料を払おうとしたら、入口の案内所で(第2土曜日だったので)無料だと言われました^^

 

 

1階は駐車場や事務室。

2階が入口で、ロビー、案内デスクやミュージアムショップ

体験教育室、視聴覚室などがあります。

 

まずは屋上へ。

 

 

空気が澄んで紅葉がきれいな日でした。

 

 

すぐ横は漢江(ハンガン)

川の向こうには北漢山が見えます。

 

まわりに高い建物が無いので、遠くまで見渡すことができ、眺めがとてもよかったです。

 

 

屋上にある薬草園がずっと気になっていたんです。

 

どうせ行くなら、薬草の季節である春や夏に行きたいと思って秋冬は避けてきましたが、チャンスが無いまま止むおえず秋に行くことになりました。

薬草は期待できないと充分わかりつつ、様子だけでも知りたくて覗いて来ました。

 

 

唐辛子とか…

 

 

えごまとか…

いろんな植物の説明が丁寧に書かれています。

 

 

そんなに広くないので、ただ歩いてササッと見るだけなら10分程度で見終わるかも。

 

しかし、薬草好きはいちいち立ち止まって観察しますから、やはり時間がかかります。

 

 

十全大補湯に使用される10種類の薬草が、ここにすべてあるんだそうです!

 

 

ここには十全大補湯の中の川芎、白朮 が植えてあるようです?

残念ながら、枯れ木しか見えません(泣)

 

 

桔梗…韓国ではトラジといいますね。

根っこは咳や喉の特効薬。

お茶でも「トラジ茶」として飲まれています。

花は、きれいなブルーの花茶になります。

しかし、ここも寂しい風景。。

 

 
唯一、綺麗に咲いていたのは菊。
韓国の菊花茶でよく使われる甘菊ですかね。
 
晩秋の薬草園はこんな感じでしたー^^;
 
様子だけでもわかったのでまた機会があれば季節の良い時に行きたいと思います。
 
次回は館内の様子をご紹介します。
ホジュン博物館レポ、まだまだ続きます。
 
★許浚(ホジュン)博物館
 
金浦空港から近いです!
到着後、帰国前にふらりと寄るのにも便利な場所ですね。
 
 

地下鉄9号線加陽駅からも歩けます。
駅から博物館までの道がまた魅力なんです。
別記事でご紹介します!
 

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