風邪やインフルエンザ、流行ってますね。
おかげさまで我が家は毎年、ほとんど風邪知らずです。
インフルエンザの予防接種も、子供たちが小さいときは親子揃って受けに行っていたことがありましたが、東洋医学を学んでからは、できる限り、お薬やワクチンより、免疫力とか自然治癒力のほうを大切にするようになりました。
病気にかかってしまったときや症状がつらいときは仕方がないですが、かかる前の予防や初期のお手当てでしたら、お茶もよい仕事をしてくれることが多いです。
そんなお話をお茶の会や講座でご紹介していたせいか、この冬は
双和茶を飲んで風邪の予防ができた!
風邪をひきそうなときに飲んだら持ちこたえた!!
という嬉しいお話をよく聞くようになりました。
さらに
「ソウルへ行く予定がありますが、本格的な双和茶の材料はどこで買えますか?」
「双和茶の材料を自分で一から揃えてみたいのですが...」
などなど、双和茶絡みのメッセージを続けていただきましたので、双和茶について、ちょっとご紹介してみます。
こちらは、一昨年の冬、ソウルでいただいた双和茶。
木の実がギッシリ。
からだをあたため、補い、めぐりもよくなる成分がたっぷり。
冬に飲みたくなる一杯です。
ただ、若干「The韓方茶」な味わいなので、好みがわかれる味でもあります。
こちらは某イベントで、はじめての方でも飲みやすく私がアレンジして作ってお出ししました双和茶。
だいたい9種類ぐらいの韓方を使用して作るのが一般的ですが、中身はいろいろでレシピもお店や家庭によって違うので、アレンジも可能です。
お好みの味を見つけて、自分で作れるようになったらいいですよね。
こちらは、ソウル・京東市場の薬令市。
このように双和茶セットがたくさん売られています。
1つ1つの韓方を買うのはハードルが高いという方には、こんなセットがオススメです。
売っているセットの中身もよくみると違います。
なつめにクコ、龍眼肉など、実のものがたくさん入っているセットは仕上がりも甘めで飲みやすいと思います。
韓医薬博物館にあった薬箪笥の中の韓方画像を参考にさせていただくと…
双和茶に欠かせない韓方!
まずは、大棗。なつめです。
そしてこちらも必須。
桂皮。シナモンです。
こちらは乾姜。
生姜を蒸して乾燥させたものです。
自宅で作るときは、生の生姜で対応しても良いと思います。
からだの内側からしっかり温めたいときは、こちらの乾燥した生姜がおすすめです。
自宅でも作れますよ。
こちらもよく、漢方薬に使われてますね。
甘草。西洋名だとリコリスです。
おうぎ。
サムゲタンの材料などでも、よく使われてますね。
当帰。
婦人病の妙薬です。
川芎(せんきゅう)
血のめぐりをよくしてくれます。
他にも、芍薬とか、熟地黄などがオーソドックスな材料としてあげられます。
好みや症状によりクコの実や、龍眼肉、葛根などを入れるレシピもあるようですね。
ちなみに、市場で買うのはハードルが高い場合は、デパ地下やマートの韓方売り場でも気軽に買えます。
こちらは、Eマートの韓方売り場。
こうしたものが食薬として、気軽にマートで買え、日常の食生活に取り入れられるあたりが韓国の魅力です。
日本は薬事法が厳しいし、棗やクコの実さえ、スーパーに必ずあるものでは無いですから。。
双和茶セットも売っています!
双和茶はもちろん、韓方茶の種類もいろいろ。
マートの売り場も捨てたもんじゃありません。
スティックの甘い双和茶は卒業して、少し本格的な韓方茶を取り入れてみたいという方に、マートやデパ地下の売り場はおすすめですよ。
訪韓予定のある方、ぜひのぞいてみてくださいね。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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