~2016年11月の韓国医療探訪ツアーレポです~

11月に韓国大使館さまからご招待いただきまして参加した代替医療ツアーのレポです。

山清の東医宝鑑村見学の続きです。

東医宝鑑村

村の一番上(山の頂上)のほうにある「気体験場」の見学を終えて、散策をしながら下ってきました。

◆気体験場レポ⇒

山清 東医宝鑑村

歩きながらもところどころに見所があって飽きません。

山清 東医宝鑑村

ウサギちゃんと遭遇したり。。

山清 東医宝鑑村

手のツボの豆知識とか・・・・・
消化不良と書いてありますが、
疲れや頭痛、目の疲れ、首や肩の不調にもよいといわれる合谷(ごうこく)のツボが紹介されています。



こんなボコボコとした石が埋め込んである道。
ここは裸足で足を刺激しながら歩きます。

痛っ!!イタタタ・・・
という悲鳴があちこちから聞こえていました。

痛いけど気持ちいいといった感じですかね。

山清 東医宝鑑村

ちょっとショッキングなものとしては、洞窟の中のこんな光景。

山清 東医宝鑑村

ホジュンをドラマでご覧になった方はピンときたかもしれませんね。

恩師が洞窟の中で亡くなるとき、当時東洋医学では未知の世界であった人体の解剖を今後の医学のために自らの体でと、ホジュンに託して息を引き取ったという涙のシーンです。

その後ホジュンは、恩師の体を解剖し記録に残しました。

山清 東医宝鑑村

生々しい様子がリアルに再現されています。

最初、夜の散歩のときに行こうかと話に出ましたが、真っ暗なときの見学は怖すぎます汗行かなくてよかった・・・

山清 東医宝鑑村

そしてこちらが、解剖されたホジュンの恩師、柳義泰先生の銅像。
「神醫」と書かれてます。


そしてこちらは、壇君神話(建国神話)のイラスト

東医宝鑑村にはいたるところにクマやトラがいるのですが、この神話にちなんでいます。

人間になりたかったクマとトラが、神様に人間にしてくださいとお願いしたところ、よもぎとにんにくだけを食べて100日間洞窟の中で過ごすことができたら人間にしてやろうと命じました。

トラは我慢できずに逃げ出し、クマは言いつけを守って人間の女性になることができた。
というお話です。

さらに人間の女性に生まれ変わったクマは、子供が欲しいと願い天の神の息子との間に、念願かなって生まれた子供が壇君で、朝鮮の地で初の王様という。

今から4000年以上前の古朝鮮の時代の神話ということで、話も異論が多いようなのでざっくり書きましたが、神話の内容よりもスポットを当てたいのは「よもぎとにんにく」

朝鮮の地で古くから薬草として認められてきたことがお話でもわかります。

いずれも香りが強くて、邪気を追い払うもの(体にいいもの)として重宝されてきたのですね。

山清 東医宝鑑村

「山清韓医薬博物館」

ソウル、大邱と韓医薬博物館めぐりをしてきました。
思いがけずに山清にも来れて、テンション上がります!!

IMG_20161210_145803157.jpg

東医宝鑑はじめ書物の展示、そして顔や体のツボや鍼について。
そしてそして、いちばん興味がある薬草のことも丁寧に展示されていました。

枸杞子(クコの実)ひとつとっても、どの生薬と相性が良いか?何に効くのか?などがクコの実と一緒に展示されつつ、説明されています。
わかりやすくていいですよ~。

IMG_20161210_145803764.jpg

ふだんお茶の材料で使っているような生薬もこのようにキレイに展示されています。

山清 東医宝鑑村

ここにもリアルな光景が。。

IMG_20161210_145805354.jpg

こうして薬を煎じるシーンが韓ドラなどでもよく見られますね。
地道な作業ですが、こんな手間暇も大切なんですよね。

IMG_20161210_145805773.jpg

「精」「気」「神」
健康に暮らしていくうえで欠かせない要素が掲げられていました。

健康のために自分の体や意識を見直してみたり、いろんな角度から取り入れられる身近で簡単な健康法も施設のあちこちで紹介されていて、韓方にそこまで興味がない方でも役に立ち楽しめる場所だと思いました。

東医宝鑑村のレポはもうちょっと続きます。


最後まで読んでくださってありがとうございます。
ブログランキングに登録しています。
にほんブログ村 旅行ブログ 韓国旅行へ
お帰りの前に↑クリック↑いただけると
更新の励みになります☆-( ^-゚)v