笠原弘子「CHRISTMAS SONG TO YOU」 | へーさんのCD棚~リサイクルマークはエコマーク

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持っているCDの中で、あ、いいなという曲(たぶんアイドルポップスがメインになると思います。)をのんびり書いていこうと思います。

ども。へーさんです。今日は12月24日です。年をとるとクリスマスっぽい事も特にないのですが、このブログに関してはクリスマスの前後にクリスマスソングを書く、というのはなんとなく縛りにしています。それもいつまで続くか、という感じですが。そんな所で1644曲目。








笠原弘子「CHRISTMAS SONG TO YOU」

画像は収録の『Caroling』




声優、歌手として長く活動している笠原さんの、1990年にリリースされたクリスマスミニアルバムの中の1曲です。




鈴の音も真にクリスマスらしいポップなクリスマスソングになります。サビには子供達のコーラスも入る、少し童謡っぽい趣きもある曲です。クレジットを見るとドラムスだけ生音(あと楽器はキーボードとプログラミング)になっている事もあり、

控えめながら小気味いいリズムが聞けます。




サビは♪La La La La…~ とラララが多く、そこらへんも童謡っぽさを出しています。子供達を含めたコーラスとも相まって、みんなで一緒に歌いましょう、的な健全さ、温かさがあります。




歌詞は恋人たちのクリスマスを描いたものになっていて、そこは少し大人の世界なのかな、と思いきや、♪セーター編み上げたばかりで飛び出したの~ と手編みのセーターをクリスマスプレゼントに渡すような、おぼこくベタな感じです。なので子供達も安心して歌えます(なんのこっちゃ)




一応サビの最後が終わります!という感じではないので、2番へ繋げるのに、♪そうこの日を~ というメロディでワンクッションを置くようなテクニックが使われていたり、曲自体の最後は裏メロの子供達のコーラスだけ残してフェードアウトしていく、なんて工夫もあります。なにより健全で落ち着いた感じの中にも、ちゃんとクリスマスを待ち望む高揚感や楽しげな感じが、しっかり出ているのがとてもいいです。




笠原さんのボーカルも、そんな正統的なクリスマスソングをナチュラルで穏やかなボーカルで受けています。子供達のコーラスとの親和性もありますね。少しアイドルっぽい歌い方になっているような気がするのは、気のせいでしょうか。




皆様にもささやかな幸せが訪れるよう、祈りを込めて、Merry Christmas。




「CHRISTMAS SONG TO YOU」笠原弘子


作詞:須藤まゆみ

作曲:割田康彦

編曲:恩田直幸