江戸真樹「I Loveあのコ・夏のMaki」 | へーさんのCD棚~リサイクルマークはエコマーク

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持っているCDの中で、あ、いいなという曲(たぶんアイドルポップスがメインになると思います。)をのんびり書いていこうと思います。

ども。へーさんです。東京オリンピックまで3年を切ったそうです。決まった頃はまだまだずっと先のような気がしていましたが、もうそんなに近くになっているんですね。考えたらあの“お・も・て・な・し”から4年が経とうとしているので当然と言えば当然なんですが、それにも驚きです。そんな所で1308曲目。






江戸真樹「I Loveあのコ・夏のMaki」
画像は収録のオムニバス『お・し・え・て・アイドルポリドール編VOL.2恋はティニィ・ウィニィ』



80年代後半に一瞬だけ活動していた江戸さんのデビューシングル曲。ちなみにCD画像はオムニバスなので、江戸さんではありません。ジャケットにあった江戸さんの画像。






プアーンという不思議な音からイントロが始まるこの曲は、デビューシングルという事で、江戸さんの名前を織り込んだ自己紹介ソングになります。別にテンポがゆっくりなわけではないのですが、なんだかとてもほんわかしたほほえましい曲です。音数自体も音圧も少なめなのかな?



ただ、そんな事よりもこの曲をすごいものにしているのは、その歌詞です。♪夏休みだもん ハートがウ・フ・フ! の“ウ・フ・フ!”あたりからそうとうキテますが、知らんぷりを“知らんぷりing”と表現したり、♪よそ見しちゃ イヤイヤ~ など、けっこうなぶっとびぶりです。



そしてサビ、♪私の名前は 江戸真樹です はじめまして~ ちょっと変だけど字面にするとそんなにインパクトはないです。ただこれを、♪わ~たしのなまえっえっえっえは~ と発音しているのです。とどめは一番最後、♪夏のMakiはカゲキ~ の後の♪でしょしょ~ “でしょしょ”ってなんだよ(笑)とにかくすさまじい破壊力です。



当然のように歌唱は舌足らずでたどたどしく、暴力的なまでに幼くかわいらしいです。世が世なら、激しく萌え~となったに違いありません。当事江戸さんは15歳だったはずですが、それよりも幼く聞こえます。前述したキテいる歌詞の部分も、かわいらしさをこれでもかと強調する効果を持っています。



こんな曲で♪江戸真樹です ねっ覚えたでしょ~ なんて歌われたら、そりゃ記憶に焼き付くわという事で、アイドルの自己紹介ソングとしては正しいと言える…でしょうか。ちなみに歌詞の内容は恋の進展を望む(ほっぺにキスだけど)女の子の歌で、意外と大人な内容だったりします。



最後にサビのメロディが某海外クリスマスソングにそっくりなのは、ご愛敬という事で…。(そう言えばあっちもキスしてますな)



「I Loveあのコ・夏のMaki」江戸真樹

作詞:谷穂ちろる
作曲:山梨鐐平
編曲:かしぶち哲郎