Cotton「ラビットの玉子たち」 | へーさんのCD棚~リサイクルマークはエコマーク

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持っているCDの中で、あ、いいなという曲(たぶんアイドルポップスがメインになると思います。)をのんびり書いていこうと思います。

ども。へーさんです。昨日日テレの『秘密のケンミンショー』で、なまりや方言についての特集があり、“うるかす”という言葉が標準語ではない、みたいな話をしていてびっくりしました。本来は水に浸して戻すみたいな言葉なのですが、自分は食べた後の食器を水に浸けておいて(ご飯とかこびりつきやすいものを)洗いやすくする、という意味で普通に使ってました。けっこうこういう言葉、多いかも知れないですね。そんな所で182曲目。



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Cotton「ラビットの玉子たち」
画像は収録の『Heart Date』



以前「曇りのち晴れ渡辺くん」とい謎の曲で紹介したグループのデビュー曲。



歌が始まっていきなり♪ラ~ラ~ラ~ラ~ラビットタイ~ム~ というハーモニーから入るんですが、びっくりするくらい声がそろってない。音程がどうこう以前に、歌い出しやら歌い終わりの声がバラバラ。自由過ぎです。



リズムはスカが基調になっています。スカのリズムについて、大雑把ですがわかりやすい説明があるので紹介すると、“ンカンカンカンカ”のリズムです(笑)さらにこれをスピードを遅くして“ンッカッンッカッンッカッンッカッ”にするとレゲエになります(笑)



スカは基本的に気分を高揚させるリズムなので、不安定な歌唱もあって変な緊張感が曲全体にみなぎってます。



歌詞は、“好きな人に彼女がいるらしいという噂を聞いて一人で思い悩む”という歌なのですが、それをウサギに例えています。


♪君の噂を追いかけ過ぎて お耳がこんなに長くなっちゃった~


とこのへんまでは想定の範囲内ですが、


♪君の噂に歯ぎしりしてたら 前歯がこんなに立派になっちゃった~


までくるとある意味すごいです。こういう発想はないな。



とどめは間奏時に挿入される早口のセリフ!彼に電話するかどうか思い悩む様子の一人語りをえんえんとまくしたててます。書き忘れてましたが、この曲マイナー調のスカだし、歌詞をよく見ると付き合ってるかどうかも微妙だし、思い詰めすぎてどっかにいっちゃいそうな雰囲気が…。“ラビットタイム”っていうのもよく考えると意味不明だし、自由すぎるグループの面目躍如の曲でした。



「ラビットの玉子たち」Cotton

作詞:小泉長一郎
作曲:実川俊晴
編曲:白井良明