「白血病を救う。命のボランティア骨髄バンクドナー支援の充実を求める意見書を提出」   | 山口市議会議員 へや翔大35歳

山口市議会議員 へや翔大35歳

山口市議会議員です。 今年で35歳。
プロフィール詳細(https://ameblo.jp/heya-shota/entry-12642822667.html)
28歳初当選。31歳二期目当選。35歳三期目当選。
女子中学軟式野球山口ガールズ代表。
山口三十路祭り初代発起人。
就労継続支援B型事業所理事

 先日の議会において以前から取り組んでおりました、骨髄移植等のドナーに対する支援の充実を求める意見書を提出いたしました。市での実行を求めておりましたが、様々な理由から首を立てに振ってもらえず、国への要望である意見書と言う形で、提案したところ、議員全員の一致をもって可決されました。

 

 ※白血病=血液の癌。骨髄を移植すれば治る可能性がある。しかし現状実際に移植されているのは5割程度。提供者が仕事等が理由で移植に至らないケースがあり、提供者が仕事を休みやすいように、休業補償などを求める意見書(国などへ意見・提案をするもの)を提出。

骨髄バンクドナーについての詳細は日本骨髄バンクHPを御覧ください

HP:https://www.jmdp.or.jp/

 

 

提案理由・映像を添付いたしますのでご興味のある方は御覧ください。

 提案理由全文:https://docs.google.com/…/1fESX8neOpCvW7yLXbiVd8f8Gd8f…/edit

 中継録画:http://cstream.c-able.ne.jp/yamag…/h31-1-6-2019031413-HD.htm

 

意見書全文

    骨 髄 移 植 等 の ド ナ ー に 対 す る 支 援 の 充 実 を 求 め る 意 見 書 

 骨髄バンク事業は、骨髄移植及び末梢血幹細胞移植が白血病等の難 治性の血液疾患等に対する有効な治療法とされたため、善意による骨 髄等の提供を呼びかけることを目的に、移植に用いる造血 幹 細胞の適 切な提供の推進に関する法律に基づき、公益財団法人日本骨髄バンク が 主 体 と な っ て 実 施 さ れ て い る 。 骨 髄 バ ン ク 事 業 に お い て は 、 平 成 3 1 年 1 月 末 時 点 の 提 供 希 望 者 (ドナー)登録者数は49万人を超えており、ヒト白血球抗原(HL A)の初回検索適合率は9割を超えている。また、骨髄等の提供の た めの検査や入院のためのドナー側の 費用負担はなく、万一、提供に伴 う健康被害 が 生 じ た 場 合 で も 、 骨 髄 バ ン ク 団 体 傷 害 保 険 に よ る 保 険 金 が支払われるなど、ドナーの負担軽減に向けたさまざまな取り組みが 行 わ れ て い る 。 しかし、ドナーの健康上の問題のほか、ドナーが検査や入院等のた めに休業した場合の補償や休暇の制度が一部の地方公共団体や企業を 除いて整備されていないなどの理由により、移植率は6割未満にとど まっており、より多くのドナーが安心して骨髄等を提供できる よう、 早急な 仕 組 み づ く り が 求 め ら れ て い る 。このことは、 平成30年3月 末 時点で 約600 人 の ドナー登録 者 が い る 本 市 に と っ て も 喫 緊 の 課 題 ではあるが、骨髄移植等を 一層促進 す る た め に は 、 国 全 体 で の 取 り 組 み が 求 め ら れ る と こ ろ で あ る 。 よって、国においては、骨髄等を提供することに伴う入院、通院、 打ち合わせ等によりドナー が 休 業 す る 場 合 の 助 成 制 度 を 創 設 す る と と もに、ドナー休暇の制度化を実現する な ど 、 ド ナ ー に 対 す る 支 援 策 の 充 実 を 図 る よ う 強 く 要 望 す る 。 以 上 、 地 方 自 治 法 第 9 9 条 の 規 定 に 基 づ き 、 意 見 書 を 提 出 す る 。

 平 成 3 1 年 3 月 1 4 日 山 口 県 山 口 市 議 会