● 人は見た目が100パーセントです。

おはようございます。

片づけ心理研究家・伊藤勇司です。

 

 

先日美容関係の方とお話をしながら

片づけと美容の関係性について

とても話が盛り上がっていきました。

 

 

その流れに派生して

今テレビドラマで放送開始された

「人は見た目が100パーセント」

の話題になっていきました。

 

ぼくの妻も見ているようで

タイトルでインパクトがありますね。

 

 

第1話の冒頭のセリフでも

「人は見た目が100パーセントです。」

という言葉が出てきています。

 

 

ぼくは空間心理カウンセラーとして

人間心理(内面)を磨く重要性は

とても感じてきたことがあります。

 

その内面についてを

心理学的に学んでいる最中は

「人間は見た目より中身だ」

と、思っていました。

 

 

が。

 

 

いざ人前で講師をするようになったら

見た目の重要性をヒシヒシと

感じるようになったのです。

 

 

例えば同じ講座をやるにしても

【服装が違うだけで】

満足度が変わったりします。

 

受講生の皆さまの聞く姿勢も

見た目で意外と変わるのです。

 

 

自己暗示法の創始者である

エミール・クーエはイメージについて

こう話しています。

 

「想像力と意志力が衝突し、対立する場合、
勝利をおさめるのは常に想像力の方である。
このことにいかなる例外もない。」


そしてこの法則は

重力の法則と同じほど不変であると

エミール・クーエは語っています。

 

 

これは言語的な

コミュニケーションよりも

 

イメージ的な

コミュニケーションの方が

優位性がある

ということでもあります。

 

 

これを

ぼくの分野である

片づけに置き換えて

考えてみましょう。

 

片づけのご相談を受ける中で

家族間の関わりを

客観的にみていくと

矛盾が生じているケースは

とても多いものです。

 

 

例えば親御さんがお子さんに

物を大切にすることを

教えようとするやりとりの中で・・・

 

「物は大切にしないといけないでしょ!

なんでこんなに物がいっぱいあるの!

大切にできないものは捨てるから!」

 

 

と、言いながら

お子さんの前でポンポンと

物を捨てていくケースがあります。

 

ここで相手に伝わることこそ

見た目が100パーセントなのです。

 

 

お子さんに伝わっているのは

物を大切にする重要性ではなく

 

 

「勝手に、捨てないでよ!!!」

 

 

という形で

「私の物を大切にされていない」

というイメージの方が伝わります。

 

 

そしてこれが繰り返されることで

捨てる=私の物を大切にされない

というマイナス意識が強化されて

 

物を大切にすることを

伝えようとしているつもりが

逆に執着させる結果を生むのです。

 

 

著書『片づけは「捨てない」ほうがうまくいく』

 

 

の、p22で

捨てるだけの片づけの

意外な落とし穴について

言及しています。

 

そこで捨てることを意識する前に

今あるものを大切にすることを

お伝えさせて頂きました。

 

 

ここと今日のテーマが

リンクする部分。

 

物は捨てなさいと伝えるよりも

「今あるものを大切にするさま」

を行為で見せてあげる方が

効果的に相手に伝わるということです。

 

 

いろんな意味で

「人は見た目が100パーセント」

というドラマは興味深いなと思いました。

 

心理的な角度からの考察にも

とても応用できる面白い内容なので

ぼくもこれからの放送を

とても楽しみにしています^^

 

 

● 見た目も大切にするための質問

 

「今のあなたの印象から、何が伝わっていますか?」

 

 

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