さて、花道の脇に陣取った私は、
なんだかんだ言いながら
十分ライブを堪能しておりました。
恒例の曲中 練り歩きが始まり
増子さんが花道を進んでいきます。
意気揚々とマイクのケーブルを
送り出す花道脇の界隈たち。
私もその中の一人でした。
その時、背中を『パーン』と
叩かれたんです。誰かに。
いや、誰かって
増子さんしかいないワケです
ただ、残念なことに
ケーブルさばきに集中していたもんで
味わえたのは背中への衝撃だけでした。
ライブが終わったあとに
「良かったやん」
「思わず声が出てしもた」
と、その瞬間を目撃した仲間に言われました。
じわじわと、
うれしさがこみ上げてきましたねぇ
大きなご褒美をもらった気分になりました。
ホントにたまたま偶然ですから
増子さんには特に気持ちがあった
とかいう訳ではないと思います。
けど、私にとっては
「おい、がんばれよ」と言ってもらえたように
感じられた出来事でありました。
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パワーを注入してもらえた私は
仲間たちと翌日の約束をしてから別れて
一人で夕食に。
以前は回転していたんですが、
今は回転しなくなった海天すしへ。
おいしい食事をいただき
ガソリンを入れてホテルへ戻り
チェックインしてエレベーターへ向かうと
「地震により温水配管が損傷したため
1F~3Fは暖房が使えません」との表記が。
あぁ、ここにも地震の影響があったのか
改めて気づかされたのでした。