実は、今の仕事をする前に、声の仕事をしていたのです。
そこそこの事務所に身を置きつつ、結構しっかりやっておりました。
まぁ、人間根本は変わらないので当時からのほほんと、
それでいて水面下では真面目に、取り組んでいたのです。
まぁ、今で言う「声優さん」で、今も数人は交流があります。
最近は動画やバラエティ番組なんかにも出演したりして、
声優さんは結構メジャーになりましたね。
某有名な声優さんは、今じゃ大分丸いですけど、
当時めちゃめちゃ意地悪でしたからね。
あんにゃろ~とか思ってます。相当上なのに。誰とは言わないけど。男!(笑)
よくいう活舌(かつぜつ)やアクセントなんてのも真面目に取り組んでおりました。
例えば、!
美人。
何て読みますか?語尾上がります?下がります?
そんな言葉一つ一つに、正解があるんですよね。
NHKがアクセント辞典なる物を販売し、それを真面目に覚えたりしていました。
何故なら、「それが文化だと思ったから。」です。
声のプロフェッショナルたる者、文化を残す人間であれ!と勝手に自分で感じていたのです。(笑)
でもホント、正しい日本語を話す人間がいなくなったら寂しいよね、と。
ひょんな飲みの席で、僕が先の「美人」という単語を発した際に、
同席していた音響監督さんから、「お前だけアクセントが正しい。」という理由で
仕事を頂きました。ガチで。
お前へらへらしてるけど、そういう所ちゃんとしてるんだな、ビックリした、と。
へらへらしてましたが、内心褒められて凄く嬉しかった。
ホント、見ている人は見ているんだな、と初めて思いました。
前置きはここまでにして、
僕が書きたい事は、僕の過去のお話ではなくて、
正しい日本語を話していますか?書いていますか?という事なのです。
最近は、笑う事を「草」と言ったり、了解しましたを「りょ」とか、
ふざけた話だなぁと。
が、別に怒っているわけじゃないし、僕もふざける時は言います。
草生えるわ!そっから草履作るわ!それ履くわ!
飛ばすわ!明日は晴れだわ!
(基本馬鹿にする時)
とか、
りょ!ふ!奉先!(三国志の武将の名前)
(相手は???となります。)
とか。
良かったら使ってくださいね。
が、例えば現在リモートが主流になっている中で、文章だったり、会話だったりの中に、
勿論礼儀は勿論大事なのですが、
逆に堅苦しすぎない?が多いと思うのです。
砕けすぎも勿論だめよ?
上司「このデータをまとめておいて。」
部下「りょ!」
こういうのは極端すぎて勿論アウト。
もっと最悪なのは、堅苦しい言葉を使っているのに、合間合間に「そうっすよね。」と、
普段の言葉が出てしまう人。
ボロ出とるやん!
僕そういう人苦手なんです。(笑)
それなら、難し過ぎず、でも砕けすぎない言葉を選ぶべきなのではないか?と。
文面もそう。
ビジネス用語なんてのもありますが、そもそもは「確実に意図を伝える事が第一」なのに、
妙な献上語の羅列、言葉ならまだいいけど、文面なんて読む気も失せます。(笑)
普段から変な言葉を使っていると、やはりカタイ場面に出てしまうし、
でもカタイ場面も固すぎると本来の意図を伝えられていないと思うのです。
萎縮しすぎて真意も隠されてしまう。
基本的に、そこに存在する人間が会話を理解し、
フラットに、発言が成り立つ会話。
これを努めないと、成果は得られないと思っています。
てか、堅苦しい会話なんてのは、天皇家と政治家だけでいいんじゃい!
そんな感じ。
声の仕事をしている時に思ってそのまま継続している事は、
とにかくきちんと伝える事。
なるべく正しい日本語で。
聞いている人が気持ちよくなれる音で。
何より、間違えたら、次は絶対に間違えない様に。
これはどんな仕事にも生きて来る。これホント。
文章は、そこに「人柄」が見えれば尚良し!だと思う。
そんな文章。
昔、師匠に言われて納得出来た一番の例えが、
「伝える事に特化しているから、田中邦衛のナレーションが成り立つ。」
腹の底から、なるほどっ!!
と思ったのです。