最近、RESCENEというアイドルを追いかけている。
韓国では珍しく、弱小事務所からのチャート逆走という快挙を成し遂げているグループなのだが、デビューからの評価は低くない。
楽曲もいいし、パフォーマンス、ビジュアルも問題はない。
メンバーの熱心な配信活動から火がついたこのグループの快進撃だが、それに至るまでの準備や努力を思うと感慨深い。
アイドルの世界は、『チャンス』というものがとても大きな要素を占めている。
どんなに努力をしても、能力が高くても、見てもらわなければ推してもらわなければ存在できないのがアイドルだ。
知ってもらう努力には限界がある。
ライブ活動を地道にやっても、SNSの一時的なバズには敵わなかったりする。それが今の御時世というやつだ。
橋本環奈のように、ローカルアイドルから芸能界のメジャーシーンに登れる人はやっぱりチャンスの質も量も多いのかもしれない。
だが、準備するのは必要だと思う。
坂道グループがやっている、所謂『内輪格付け』。
48からの系譜もあり、ずっとこの選抜アンダーで競い合わせるスタイルをやっているのだが、これは果たして世の中にあっているのだろうか。
彼女達が追っているのは『内輪』なのだ。
グループ内の優越に一喜一憂しているだけで、外ではもっと多くのグループがバズりに来ているのだ。
カワイイラボや指原グループを筆頭に、アイドルのトップを目指して虎視眈々とバズりにきているグループは日増しに多くなっているように思う。
坂道は、最大手だという自負はあるのかもしれないが少々ブランドに胡座をかいて外との競争を疎かにしていないだろうか。
坂道のセンターは毎回変わるが、彼女たちはせっかくのチャンスを活かせているのだろうか。
初センターで話題になるのは乃木坂だけで、他2つはニュースにも載ってこない。
その乃木坂も、仕上がりはいまいちすぎてyoutubeも見に行くことはなくなってしまった(私がです)。
K-POPは競争激しい世界で、常に外との闘いによってよりよい努力をしていると思う。
チャンスを勝ち取るよりも、チャンスが来た時に何をするかにフォーカスして活動しているグループが上に上がっていく世界なのではないだろうか。
私の愛するfromis 9というグループは、結成から7年間干されに干されていた。
が、7年目の再契約時に事務所を移籍。メンバーは減ってしまったが弱小事務所に移って快進撃を続けている。
パフォーマンスに、継続されて培われた確かな技量が見て取れるし、なにより幸せそうである。
彼女達を見て、ここまで切実にグループ活動しているアイドルいるのか?と私は思ってしまう。
おじさんは下積み時代が不遇なアイドルを推しがち。
それは分かっているのだ。
だが、アイドル戦国時代をともに過ごす隣人と私たち。
隣の芝生は青いとはいうが、少々、推している子たちの向いている未来が少々違いすぎていて少し残念な気持ちになった。
どこと、なにと、戦うのかを示すのは周りにいる大人だと思うので、やはり運営って大事だなと感じた話。