歌の話の続き。
中学高校とキリスト教系ミッションスクールに通ったもので、6年間毎朝礼拝があって讃美歌を歌った。
のちのち同窓生としゃべったこと。讃美歌って古文の感覚を身につけるのに役立ったよね。
いまどきは口語賛美歌も多いらしいが、昔は由木康さんなどが訳した格調高い文語体の歌詞ばかり。最初は意味も分からず歌っていたが、好きな歌ができ、まる覚えして何度もなんども歌ううち、次第に意味もアタマの中に入ってくる。助動詞の意味とか活用とか接続とか文法的知識なくても、なんとなく意味するところがわかってきて、それが古文を読むときの感覚に繋がったと思う。
聖書はもう口語訳だったけど、文語訳聖書の詩篇なども暗誦するなどしていたような・・。
主はわが牧者なり。われともしきことあらじ。・・とかね。
信仰については、わたしはそもそも宗教嫌いで全く受け付けなかったが、そういう、なんだか素敵そうなところだけ「ええとこどり」していたような気がする。
ミッション系私学に通ったメリットのひとつだったと思うが、たとえば仏教系の私学に通う子たちなら、また別の、日本語や漢語に関してはもっとメリットがあるのではないかと想像する。
でも、普通の人々でもたとえばクリスマスの時なんかにクリスマスの歌を歌うでしょ。
(おもいっきり季節外れですが・・)
もろびとこぞりて 迎えまつれ
久しく待ちにし 主は来ませり 主は来ませり
主は 主は来ませり
おお、古文でみんなが間違える「にし」があるではないか!「り」があるではないか!(昔の)「ます」があるではないか!
「こぞる」とか「まつる」とか「ひさし」とか古文単語もあるではないか!
良い子はいちどこの歌詞を品詞分解して正確な意味を掴んでくださいね。