久しぶりに能登半島の状況を見て、4ヶ月経っても復興に向けて進んでいないことを知ってとてもびっくりしました。


東日本大震災の時は、外国の力も、他県の力も借りて、驚くような速さで瓦礫がなくなり、新しい雇用も生まれていましたからね。


東日本大震災のころ20〜30代の若者(自分もその一人)で話したんですよね。「今は戦争を経験した世代が生きていて、団塊の世代とかのがむしゃらに仕事をする人たちも現役で(ついでに言うと若い氷河期フリーター世代もたくさんいて、よい仕事があればどんどん参入して)、復興のため、人のためにたくさん動く状況だっだけど、これからは平和な時代しか知らないバブル世代やそのジュニアが中心で政治・経済を回すようになる。その時になにか起きたほうがやばい」と。


ほんとに現実になったなと思いました。

戦争を知る世代はほぼ亡くなり、団塊の世代はもうすぐみんな後期高齢者(75歳以上)、氷河期世代ももう40〜50代。出世していなければ無難な仕事をして、細々と生きる年代になりました。


近視眼的に目先の楽しさを追い求め、氷河期世代を見捨てて、自分の親戚や友達や子どもたちを正社員にして、非正規が払われなかった退職金をガッポガッポともらって、臭いものには蓋をする世代が今の政治・経済の中心かな。


法律も、その時代に合ったものを作って「◯◯の父」と言われるような人はおらず、私が社労士に合格しても、今ある法律を守らせること。自分に金をくれる人に有利に取り計らうことが仕事になるのも見えています。(それでも知識があることに意義があるので勉強はしますが)


マスコミも能登半島の進展したこと、問題になってることをあまり報道してないですね。

私もついイマーシブフォートができた!大阪万博のミャクミャクは気持ち悪い。ファンタジースプリングスができる!とか、平和を謳歌する話題ばかり拾っていたことに反省です。


少なくとも能登半島の宝くじは買いたいと思っています。


https://www.takarakuji-official.jp/news/recent/?newsId=240501