更年期に増える高血圧に注意!なぜ高血圧には減塩と言われるのか?その理由をわかりやすく解説 | 更年期は頑張らない、我慢しない ぼちぼちいこう

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3人の息子の母でアラフィフ更年期真っ只中のリンパセラピストです。

更年期、女性の心身は大きな変化をする時期。
がんばらない、がまんしないでぼちぼちいきませんか?

いつもお読みいただきありがとうございます。
父の脳梗塞についてはこのブログで何度も触れています。

その父には生活習慣病として糖尿病と高血圧があり、長年薬を飲んでいます。

脳梗塞を起こしたことにより、先日スーパー保健師Aさんに指導をしてもらったということは先日の記事で書いています。

Aさんの見立てでは、父の脳梗塞の原因は今回は糖尿病起因ではなく、高血圧起因だということ。

 

それは父の脳梗塞の起こったのが脳の細い血管だったこと飲んでいるお薬の種類新たに出されたお薬血圧ヘモグロビンa1c(1ヶ月の血糖の数値)、食の嗜好などから判断されたものです。

 

高血圧は高血圧は心臓病、脳卒中、腎臓病などのリスクを高めるといわれていますが、意外に軽視されている感があるなというのが肌感覚としてあります。

 

「年取ったら血圧上がるから」とある程度の血圧の高さは普通だと。

病院で血圧高いからとお薬出されていると高齢者で血圧の薬を飲んでいる方は多いですよね。

血圧は上がるのは歳をとると仕方ないこと、みんな薬を出されている。

 

そして、脳梗塞や脳卒中のリスクと言われてもピンと来なくてある日突然倒れる。

高血圧は塩を減らしなさいと言われるけど、「味のないものは美味しくない」から塩を減らしたくない。

美味しいものを美味しく食べたいのは当然ですよね。

では、食事制限なんてしなくていいように今から備えるのって大切だと思いませんか?

 

 

女性は若い頃は「低血圧」なんて人が多くて恐らくこの記事を読んでいただいている更年期女性も「私には関係ない」と高血圧なんて関係ないものだと考えておられる方も多いかも知れません。

ただ、更年期は高血圧が増える時期でもあります。それはホルモンバランスの変化など色々な原因があります。

少し血圧が昔より高めだなと感じてこられている方や、別に問題ないという方も読んで理解していただけたら少しでも予防になるではないかと、塩と高血圧について書こうと思います。
なぜ高血圧には塩を減らすように言われるかそのメカニズムについて知っていますか?

 

そのためにまず血管について書きます。

 

心臓から毛細血管へ

 

心臓から体に血液を送り出すために、心臓から出ている血管を通ります。その血管の太さはどれくらいか知っておられますか?

なんと500円だまくらいの径があるのです!大量の血液を一度に送り出すためにそんな太い血管を通っているのです。心臓から送り出される圧はすごいものですね。その圧のまま毛細血管に血液が送られると毛細血管にダメージがいくのは想像できると思います。心臓の太い血管を通った血液はそのまま毛細血管に送られるのではなく、細動脈という血管を通って毛細血管に届けられます。

細動脈は毛細血管に送る前の血液の圧を調整する役割を果たしています。調整するため細動脈は平滑筋という筋肉でできていてその伸び縮みで血液量を調節しているのです。

 

動脈硬化


その細動脈が常に緊張を強いられると、この筋肉が疲弊しますよね。疲弊して硬くなった状態を動脈硬化と言います。
細動脈が疲弊してしまうと血液量の調整をうまくできなくなり、毛細血管にダメージを及ぼすことになります。これが簡単に家が父の今回の脳梗塞のメカニズムです。

そして、その細動脈への緊張というのは色々な要素があるのですが、今回は血液量について着目してお話します。

血液が多いとよさそうに思いますが、何事もですが適量というものがあり、増えすぎた血液は細動脈の血管の壁に負担を与えます。

以上動脈硬化のざっとした説明です。

※動脈硬化の原因はこれだけではありませんので悪しからず。あくまで一因であり父の脳梗塞のメカニズムとカンガれるものを書いてみました。

 

そしてその血液を増やすのが塩分というわけです。

 

 

塩分がなぜ血液を増やすのか?

 

口から摂取した塩分はまず胃腸に入り、そこから血管内に吸収されます。 すると、血液中の塩分濃度が上がるため、私たちの体内ではその濃度を薄めようと、血管内の水分を増やす働きが生まれます。血液内の水分を増やすというとはどういうことか?

そうです、血液量が増えるのです。血液量が増えるとそれを送り出すために心臓は今まで以上に頑張らなければいけません。心臓へ負担もかけるのがわかりますよね。

 

女性は生理もあり、昔から血が足りない貧血の状態で血液過多の状態って想像ができないかも知れませんが、閉経を迎えるにあたって今度は血液過多に気をつけなくてはならなくなります。

 

 

余談ですが肥満も

今回は塩分の話がしたかったのですが、太った人って高血圧ですよね?それはなぜかわかりますか?

肥満も血液量を増やすからです。お腹ぽっこりなんていう内臓型肥満の方は要注意です。

 

 

最後に

体の仕組みはとても複雑で、脳梗塞の原因もいろいろです。今回書いたことだけが原因ではありません。とても簡単にまとめてみましたので詳しく知りたい方はお医者様や専門家に相談されることをお勧めします。

ただ、父も言っていますがお医者様は忙しくなかなか細かなことは教えてくれません。食事のことなんかは全く触れないということです。そんな時のためにいるのが専門家である保健師さんです。保健師さんの任務は「医療費を減らすこと!」という言い方したら「お金が絡んでいるのか」とマイナスのイメージになるかも知れませんが、医療費を減らすということは病気を予防するということです。

冒頭にも触れましたが、塩分を控えた味のない食事、美味しい甘いものを我慢しなければない味気ない生活。

そんな生活を送らないといけなくなる前に、いえ、高血圧や動脈硬化になったからってそんな生活はしないといけないわけではありません。が、その先に待ち構えているのは父の場合今回は幸い軽く済みましたが脳梗塞や脳卒中。

そんなことにならないように普段から気をつけることが大切だと思うのです。

もし、今高血圧や動脈硬化なんてことになっておられても、スーパー保健師Aさんによると生活を見直すことで症状は改善されます。動脈硬化も時間はかかりますが2年で治せるということです。

 

現在当サロンではそんな方のためにスーパー保健師さんとタッグを組んでダイエット体質改善プログラムを展開しています!

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※自己流のダイエットや体質改善は危険を伴います。しっかりとした知識を持った専門家のもとで行ってくださいね。

最近塩分は天然塩ならどれだけ摂っても逆に高血圧にいいとか体にいいという説が巷に出回っています。この主張を全否定するわけではありませんが、高血圧と塩分の関係については、さまざまな研究やメタ分析で証明されています。

また、人体の歴史から考えても塩分をいくらでも摂っても大丈夫という主張はどこか無理があるものを感じます。

人間は楽なもの美味しいものに流されるもの。その主張を肯定してくれる説はとても嬉しいものですよね。研究やデータが全て正しいという気持ちもありませんし、これが変わっていくこともあるかも知れません。ただ、くれぐれもセンセーショナルな謳い文句につられて逆に酷いことにならないように情報は慎重に取り入れていただきたいと願うものです。

 

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