いつもお読みいただきありがとうございます。
日本では更年期というものがマイナスなものにとらえられていますよね。
英語ではCHANGE OF LIFE 人生の転換点とでも訳したらいいかな?
そんなマイナスな感じしませんよね。
実は日本語でも「年が更(あら)たまる時期」という意味だそうです。
「年が更(ふ)ける時期」って捉え方されてませんか?
人生100年時代のターニングポイントが更年期です。
ターニングポイントの更年期はエストロゲンの減少によりいろいろな体の変化が起こります。
デリケートゾーンのかゆみもその一つです。
更年期に加え、デリケートゾーンだけに口にするのがタブー視されがちなこの症状ですが、実は更年期女性の二人に一人がデリケートゾーンのかゆみやかぶれを経験しているそうです。
更年期からのデリケートゾーンの状態は・・・
40歳を超えると女性ホルモンのエストロゲンが減少を始め、更年期と呼ばれる45歳からはエストロゲンの減少スピードがアップします。
エストロゲンは肌内部のコラーゲンの生成を促進し、肌のハリやツヤを生み出してくれています。肌の潤いをたもっていてくれているのですが、このホルモンの減少により肌は乾燥気味に。
顔や身体と同じように、デリケートゾーンも乾燥しがちになり、刺激に弱い状態になります。
更に、エストロゲンの減少により腟粘膜が薄くなり、自浄作用も弱まります。細菌感染や炎症に弱く、かゆみやかぶれが慢性化しやすい環境です。
今まで何ともなかった下着の擦れやガードルの締め付けが、かゆみの原因になることもあります。
膣ケアという考え方
お顔はトラブルが起こらないようにケアするのにデリケートゾーンはタブー視されているからかケアされている人も少ないと思います。更年期を快適に乗り越えるためにもケアは大切です。
膣ケアの主な5つの方法
- 膣内を酸性に保つ
- デリケートゾーンを正しく洗う
- デリケートゾーンを保湿する
- 膣マッサージでほぐす
- 膣トレで骨盤底筋を鍛える
今回はかゆに対策のために膣ケア1、2、3 について説明しますね。
膣内を酸性に保つ
膣内を酸性に保膣内に存在する善玉菌である「デーデルライン桿菌」と呼ばれる乳酸菌は、膣内を酸性に保つことにより、細菌の増殖を抑え、膣内環境を良好に保つことに役立っています。
ということはデーデルライン桿菌(善玉菌)がキーワードになりますよね。
大前提腸内環境をよくするということです。デーデルライン桿菌は膣の常在菌なので膣内環境をよくする必要があるのですが、そのためには腸内環境をよくすることが大切なのです。
というのも、実は腸の状態が腟内の細菌にも影響を与える可能性があることがわかってきました。
腸の出口と、腟の入口はおとなり同士で常在菌が行き来していています。仲の良いご近所さんが、おかずなどおすそ分けをしあっているようなイメージです。
参考文献「腸管と女性生殖器のマイクロビオータ:隣どうしの誼」
デリケートゾーンを正しく洗う
- 皮膚が薄いのでこすりすぎは禁物、洗浄剤を泡立ててやさしく洗う
- しわの間や裏側など汚れのたまりやすい場所はしわを広げながら丁寧に洗う
- 前方から洗い肛門は最後に
注意!上で書いたように膣内には膣内環境を保つための常在菌があります。
清潔のために膣内を洗うと、常在菌まで洗い流してしまうので自浄作用がなくなり逆に悪玉菌が沸きやすい状態になりますので膣内は洗わないようにしましょう。
デリケートゾーンを保湿する
ストロゲンの減少で保湿機能が低下し肌は乾燥します。乾燥するとかゆみが起きやすく、下着のすれでかゆみの原因になることも。強くかき続けているとそれが刺激となり肌を守るためにメラニンが分泌されて黒ずむことがあります。
日頃からデリケートゾーンまで保湿をしておくと、乾燥を防ぎかゆみを予防して黒ずみ対策にもつながります。
保湿にはワセリンが推奨されています。
私の大好きなGOMARIKO ビューティーオイルも膣ケアによいって膣ケアをされているセラピストさんがおっしゃってました🎵
通常はお顔や手にぬってけあしているオイルですが、膣ケアにもしようできるとのこと。気になる方はDMくださいませ。
まとめ
更年期って当の張本人もよくわかっていないことが多いのですよね。
自分の体のことがよくわかっていない、そしてデリケートゾーンの話になるとタブー視してもっと目をそらしてしまう。
更年期は人生の転期、どう過ごすかが老後の生活に影響を与えます。
今まで子供や家族のことばかりで自分のことは二の次だったあなたも自分のことをいたわるじきですよ!
更年期障害の可能性 更年期障害の可能性について尋ねたところ、女性では、「医療機関への受診により、更年期障 害と診断されたことがある/診断されている」割合は、40 歳代で 3.6%、50 歳代で 9.1%であっ た。一方、更年期障害の可能性があると考えている(「医療機関を受診はしたことがないが、更 年期障害を疑ったことがある/疑っている」、「自分では気づかなかったが、周囲から更年期障害 ではないか、といわれたことがある」、「別の病気を疑って医療機関を受診したら、更年期障害の 可能性を指摘された」の合計)割合は、40 歳代で 28.3%、50 歳代で 38.3%であった。
引用:厚生労働省「更年期症状・障害に関する意識調査」 基本集計結果 (2022 年7月 26 日)より
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