私のお客様は実家のご近所様の母世代の方もおられて、私のお転婆だった頃のことも知られていたりします。![]()
そんな私を知りながら私のサロンに来てくださるのはご先祖様から父と母までが地域でちゃんと信頼を得てくれていたからだと感じます。
実家のある地域は三世代前より後から入ってきた人は新しいお家になるようなところ。
○○さんちの子供というだけで可愛がってもらってるのはご先祖様からのお陰です。
実家近くの引っ越した先のここでも「お爺さんにはお世話になったのよ」と言われ、ここでも可愛がってもらえるのも祖父のお陰です。私にとっては毎朝のルーティンのラジオ体操と掃除、ドクター・ストップがかかっている酒と煙草を隠れてでもバレバレだったきっちりしながらも抜けていた祖父ですが、そんな祖父の残してくれた形のない財産はお金よりありがたいものです。
もし、ご先祖様から父と母まで、自分の利益ばかり考えているような人間だったら私は悪い意味で「○○さんちの子」と密かに後ろ指を刺されたり地域で生きにくかったと思いますし、サロンの開いた時には文句も言われてもおかしくなかったと思います。
「〇〇さんちの子だから。」
これはとても大きな財産です。
今までご先祖様なんて意識したことなかったんですが、自分でお仕事はじめてからそのありがたさをヒシヒシと感じ、感謝しかありません✨✨
地域の繋がりも薄くなっている昨今、「○○さんち」みたいなお話も少なくなるけれど、少なくとも、私もご先祖様、子孫に恥ずかしくないような生き方をしたいと思うのです。