ニュージーランドで起きた地震で日本人が被害に遭った。
ほとんどが留学中の学生で20数名の安否が確認されていない。
学校が入っていたビルが倒壊したため被害が大きくなった。
自然災害で恨みようが無いが、ご家族の方々の気持ちを思うといたたまれない。
ここカリフォルニアも地震多発地域。
阪神淡路大震災のちょうど一年前の1994年1月17日に、
ロサンゼルス北部のノースリッジ地震が起きた。
死者57人、負傷者5400人の被害を出した。
死者が少なかったのは、ロサンゼルスは面積が広い分、道幅も広いため、
ビルが崩れて道を塞ぐ、というようなことがなく、緊急車両が通れない、
あるいは入れない、というようなことがなかったことが一因だ。
地震がおきたのは未明の4時半で、勿論自分も寝ていた。
停電したが、電話は通じた。
部屋中に食器棚、キャビネット、冷蔵庫の中身すべてが散乱していた。
ガラスの破片があるので部屋の中でも靴をはいて過ごした。
とりあえず、会社まで行き、被害状況を確認しながら仕事についた。
震源地の近くは被害も大きく、アパートの2階から上の部分が1階部分を押しつぶすかたちで崩れていた。
この場所が一番多くの犠牲者を出した。
信号もすべてとまっていて、ガス管が破裂して火を吹き上げていた。
でも車で30分くらい離れると、街は普通に機能していた。
店では水も食料も何でも手に入った。
ここから学んだことは、地震発生時に自分、
あるいは家族の身を守ることができ、
火事さえ出さなければ、後は何とでもなるということ。
もっとも火事は隣からもらうこともあるから、
自分だけ注意していてもだめではあるが。
今では寝室に、すぐに持ち出せる着替え等が入ったバッグとベッドの下には靴を揃えている。
自分の家ならそういった準備もできるが、外に出ていたらそうもいかない。
だから発生時にいかに怪我をせずにその場を乗り切るか、ということを考えるようになった。
レストランや小売店、映画館などではつい天井をいつも見てしまう。
習慣付けることでいざというとき役立つものがあると思っている。
近年若者の内志向が指摘され、海外に留学する学生数も減少の一途をたどっているそうだ。
そんな中でこの様な悲劇が起きてしまった。
若者にはこういうことが起きても躊躇することなく外に出ていって見聞を広げて欲しいと思う。




