お箸作り大盛況 | はんことお箸と安曇野の写真ぶろぐ

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つげの木やりんごの木、たまに青田石などを使って自由なはんこを手彫りしています http://www.yuuin.com
海外に住んでいるどこかの誰かさんwに安曇野の四季の風景をお届けしたいと思っています

今日は曇りだったので風景画等はありません。


平日にもかかわらずお箸作りのお客様にたくさん来ていただきまして、本当にありがとうございます。

おかげさまではんこ屋さんも眠気が覚めました??




昨日ヒマワリの写真を見て思い出した小説の文を調べてみたら、やっぱり梶井基次郎の「檸檬」でした。




 何故なぜだかその頃私は見すぼらしくて美しいものに強くひきつけられたのを覚えている。風景にしても壊れかかった街だとか、その街にしてもよそよそしい表通りよりもどこか親しみのある、汚い洗濯物が干してあったりがらくたが転がしてあったりむさくるしい部屋がのぞいていたりする裏通りが好きであった。雨や風がむしばんでやがて土に帰ってしまう、と言ったような趣きのある街で、土塀どべいが崩れていたり家並が傾きかかっていたり――勢いのいいのは植物だけで、時とするとびっくりさせるような向日葵ひまわりがあったりカンナが咲いていたりする。




小説の二段落目にこの文章が登場していたんですね。


高校の国語の教科書に出ているものなので、みなさんよくご存知だと思います。


カンナというのがどんな花か高校時代も今もやっぱり知らないので、ヒマワリのほうだけ記憶に残っていたみたいです。


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月末に団体様でお箸作りの体験があります。45分で、というお時間の指定がありますので、timberwolfのバンドソーブレードで材料をテーパーカットして短時間で出来るようにしています。


単純な作業なんですが時間がかかっています。


お客様の仕事が減る分、こちら側でやる、という単純なハナシですね。