斜里から20分で

道の駅「はなやか小清水」に到着。

小清水町(こしみずちょう)は、

畑作と酪農が盛んな人口4,300人のまち。

 

売店には、野菜や加工品が並ぶ。

地元産の山わさびのキャッチフレーズは「辛さが旨さ」。

ごぼうも有名らしく「ごぼううどん」というのがあった。

ごぼ天うどんは好物だが、

こっちはうどんの生地にごぼうが練りこまれているらしい。

 

「ほがじゃ」は、道産じゃがいもでんぷんを使った

「フリッターおせん」という菓子なのだが、

これを作っている工場は、町内の元小学校だ。

 

青いパッケージの缶ビールの山を発見。

「cosimiz BEER」と書いてある。

JAこしみず青年部の人たちが育てた小麦を使って

完成した「ホワイトエール」という種類のビール。

製造は網走ビールだ。

 

自宅で飲んでみたら、小麦ビール特有の香りと

甘さが広がる美味いビールだった。

 

アウトドア用品のモンベルのマスコット

「モンタベア」が立っていた。

モンベル社と小清水町がまちづくりコラボレーション

をやっているらしい。

 

きっちん「マウニ」には、

山わさびバーガー、小清水ごっぼう肉うどん、

オホーツクしらうお丼など

魅力的なメニューがリーズナブルに楽しめる。

さすがに2回も昼飯を食べた後なのでパス。

 

実は当駅の「なんだこりゃステック」

を事前にチェックしていた。

知床タコの柔らか煮、すり身の天ぷら、

揚げじゃがいもの3品が串に刺さっている。

流氷街道の斜里町、網走市、小清水町の名物を一度に味わえる

「なんじゃこりゃ」となる変わり種なのだが、

さすがにこれも食べられる状況じゃなかった。

 

当駅が珍しいのは、道の駅とJR浜小清水駅が一つ

になっていること。

道の駅とトイレの間にホームの出入口がある。

1日6往復しかないけど、発車時刻表もちゃんとある。

 

 

外に出るとホームになっていて、

線路を挟んで両側に案内板もある。

 

 

当駅を出発し5分ほどで「小清水原生花園」の前を通過。

こちらは、オホーツク海と涛沸湖(とうふつこ)

に挟まれた8kmの細長い砂丘の上にある天然の花畑。

6月中旬から7月下旬まで、エゾスカシユリ、エゾキスゲ、

ハマナスなどの色とりどりの花が咲き乱れる。