四季彩の丘から15分で

道の駅「びえい丘のくら」に到着。

駅舎は美瑛軟石を使った重厚なつくりで

豆の貯蔵庫を再利用している。

JR美唄駅からも近く徒歩で1~2分。

駐車場のキャパは20台くらいと小さく、

既に満車。

やむを得ず少し離れた無料の公共駐車場に停めた。

 

 

駅内の売店はこじんまりしている。

商品ラインナップは、美瑛町にあるもう一つの

道の駅「白金ビルケ」とほぼ同様。

ビルケにも多分あったと思うが、

雪中貯蔵酒「雪中」が目を引いた。

搾りたての新酒を雪の中で春まで熟成させたもので、

まろやかですっきりした飲み口らしい。

お買い上げといきたいところだが、妻に嫌味を言われるのでやめておく。

 

「丘のくらかりんとう」が

旨そうだったので1個買った。

美瑛産の春まき小麦と秋まき小麦をブレンドした

「香麦」を使っているのだが、

メーカーは旭川の「北かり三葉製菓」だった。

 

改めて道の駅の駐車場を見渡すと1台分だけ空いていたが、

隣車との距離が近過ぎるので

夜中の乗降は気を使うことになる。

 

売店の女性に尋ねたら愛車を停めた公共駐車場は

夜間も閉鎖しないとのことだった。

車中泊らしき車も何台か停まっていたので

今夜の宿泊場所は、ここに決めた。

道の駅のトイレからはちと遠いが仕方あるまい。

 

相変わらず雨が降っていたので、殆ど車外に出ずに

ベッドの組立や車中泊の支度を済ませた。

午後6時半を回った頃、傘をさして夕食会場へ向かった。

線路を渡ってJR駅の裏側にある店だ。

その名は「駅の見えるレストラン&カフェKOERU」。

丘のやど「こえる」という宿泊施設でもある。

 

ここは事前にネットで調べてあったのだが、

地元食材にこだわっている人気店らしく、

地元のグループや家族客で賑わっていた。

 

店の中央にあるカウンターに案内され、メニューを受け取る。

地元産のもち豚を使ったしゃぶしゃぶやトンカツ、

カツカレー、パスタ、どれも美味そうだが、

ご当地グルメの「美瑛カレーうどん(焼き麺)」にした。

アサヒビールは好みではないのだが、中生ジョッキも注文。

 

熱々のカレーうどんの上でチーズが香ばしく焦げている。

ポテトフライ2個とコーン、カボチャもトッピング。

いわゆる焼きカレーの下にうどんが隠れている。

どろりとしたカレーとうどんの愛称はグッド。

うどんがなくなった後は残ったカレーに白飯を入れたいくらいだった。

生野菜のミニサラダと優しい味のスープも良し。

デザートの白いプリンは美瑛産牛乳を使用。

牛乳は苦手なので、食べるべきか躊躇したが結構いけた。

 

豪華ディナーの後、会計(1,780円)を済ませ、

線路向こうの美瑛駅を眺めながら愛車に戻ってきた。

ここからは、車内での2次会をスタート。

南富良野の道の駅で仕入れた赤ワインとバタじゃが。

じゃがは温めた方がうまいのだが、

そのままでも食べられないことはない。

良い感じに酔っぱらって眠りについた。

 

 

夜中に一度だけトイレに行ったが、

適温だったので朝は7時過ぎまで眠ることができた。

前日は2時間しか寝てなかったのも影響した。

朝食は肉まんパン1個。ここの道の駅で買ってあった。

これから行く道の駅で

つまみ食いをするつもりなので抑えておくのだ。