南富良野から道道253号や353号を通って1時間、

道の駅「びえい白金ビルケ」に到着。

ビルケとは、ドイツ語で白樺のこと。

美瑛町(びえいちょう)は、人口9,300人の畑作と観光のまち。

 

「日本で最も美しい村」連合に加盟している。

この連合への加入要件は、人口が概ね1万人未満で、

景観や文化の観点から地域資源が2つ以上あるなど。

全国で約60町村が加盟しているようだ。

 

 

完熟トマトが自慢らしい。

酸味の少ないやさしい甘さが特徴だとか。

 

道の駅から車で数分の「青い池」が

一大観光地となっており、

青い池をモチーフにした菓子やアクセサリー、

サイダーなどの商品が目白押し。

 

 

 

 

 

 

 

美瑛サイダーは、レモン味で微炭酸の「青い池」、

黄金色の麦畑をイメージした強炭酸の「小麦畑」、

地元産ハスカップを使用した「夕焼けの丘」の3種。

「青い池」がダントツ一番人気だソーダ。

 

自分用にポテトスティッククッキーを購入。

昔は中国産じゃがいもを使用していたという投稿を見たが、

今はあえて「北海道産じゃがいも使用」と明記。


 

道の駅内にはレストランはなく、

別棟のハンバーガーショップや喫茶店で

簡単な食事をとることができる。

 

 

ハンバーガーの店「BETWEEN THE BREAD」

へ行くと数名が注文するため並んでいた。

 

 

10分ほど待った頃、ようやく

BTBバーガー1,116円

ブルーポンド(青池)ソフト500円

注文することができた。

まずはソフトを受け取り、休憩室で試食。

ほんのり青い色が付いているが、

いたって普通のソフトだった。

 

ちょうどソフトを食べ終わる時にポケベルが鳴った。

ハンバーガーを受け取り、車内で実食。

バンズは香ばしく焼けていて、ミートも旨味がある。

普段食べているマクドナルドと違って

食べ応え十分。

値段が何倍もするのだから当然かもしれない。

 

道の駅びえい白金ビルケから5分もかからず

「青い池」の駐車場へ。

さっきまで小雨がぱらついていたので

池は濁っているのではないかと心配だったが、

広い駐車場は観光バスやマイカーで埋まっていた。

 

駐車場から少し坂を上ったところに青い池はあった。

日本人よりも台湾や韓国など海外の団体旅行客の方が多かった。

ジジイのお一人様は恐らく皆無だっただろう。

こちらの心配をよそに池はしっかり青かった。

 

 

この池に流れ込む川に含まれる

硫黄やアルミニウムなどの成分が

混ざってできるコロイド粒子と太陽光によって

あらゆる方向に光が散乱するのだが、

波長が短い青い光が散乱されやすいので、

青く見えるということらしい。知らんけど。

 

 

池の右端へ行ってみると、

そこはただの池でちっとも青くなかった。

 

ここの売店でも青い池ソフトや青い池ソーダ、

青いぷるもち、青い池茶、青い池傘などなど、

何でもかんでも青くして売っていた。

さすがに「青い肉まん」は毒々しい色で

食べる人はいるのだろうかと思った。

これってやり過ぎだよね。

 

駐車料金500円を払って

「観光地」を脱出したのであった。