ダイヤモンドプリンセス号の停泊場所から少し行くと

大きな赤レンガ倉庫が2つある。

横浜の観光名所「横浜赤レンガ倉庫」だ。

1号館前の日陰で10時の開店を待った。

 

1号館の1階では土産物や雑貨類が販売されている。

一通り物色した後、カフェで横浜銘菓「ありあけハーバー」と

UNI COFFEEのコラボ商品

「ハーバーアフォガート」をいただく。

バニラアイスにはコーヒー豆のパウダーがトッピング。

エスプレッソをかけるとアイスが溶けて絶妙な味わいに。

普段コーヒーは飲まないのだが、これは美味であった。

 

1号館の2階はイベントスーペースになっていて、

この日は入場無料のフランス展をやっていた。

フランスのスポーツや何ちゃらを素材とした

アートが展示されていたのでほんの少し見学。 

 

 

 

2号館は11時に開店。

飲食店やインテリア、洋服、土産物店などが入居。

北欧雑貨店で妻用にランチボックスを購入。

土産売場では職場用の菓子を仕入れた。

 

 

 

赤レンガ倉庫から徒歩20分弱で横浜中華街へ。

中華街餃子館で飲茶セットAを食した。

エビチリ、ふかひれスープ、半チャーハン、小籠包2個、

海老蒸し餃子2個、春巻2本、杏仁豆腐で2,178円。

チャーハンはパラパラで旨かったし、

しばらく動けないほど満腹になった。

食べ放題にしようか迷ったが、老人はこれで正解だった。

 

 

 

 

 

この旅のラストを飾るのは、クラフトビール。

横浜駅西口から徒歩5分のI BREW横浜西口店である。

クラフトビールを手頃な価格で飲めるチェーン店で

新橋店には何度かお世話になっている。

こちらの店は午後1時開店がうれしい。

開店30分後、誰もいないカウンターに陣取り、

47タップの中から悩んで5種飲み比べを注文。

 

 

左から順に

①鬼伝説(北海道)の「鹿鬼IPA(8.0%)」

  苦味と甘みを兼ね備えたウエストコーストIPA、

②京都醸造(京都府)の「玉巨峰ブレンド(5.5%)」

      酸味がかなり強めのフルーツサワー、

③REVOブルーイング(神奈川県)の

        「横浜家系IPA(6.8%)」

  マンゴーのような香り豊かなヘイジーIPA、

④富士桜高原麦酒(山梨県)の「The Weizen(5.0%)」

  甘さを抑えたすっきり系のヴァイツェン(同店ハウスビール)

⑤田沢湖ビール(秋田県)の「The Pilsner(5.0%)」

      苦味強めのラガー(同店ハウスビール)

 

1杯あたり100ml程度だと思うが、

ほぼ下戸の自分は5杯も飲めばほろ酔い以上だ。

選んだビールのランクによって若干の加算があるのだが、

それでも全部で約1,800円だった。

ランチ&ビールでタヌキのような腹を抱えながら

京急で羽田空港へ。

 

空港に着いて何気に運行状況パネルをみてショックを受ける。

搭乗予定のエアドゥ新千歳便が

欠航になっているではないか。

機材繰りがつかないとのこと。小規模航空会社にありがちな理由だ。

カウンター前で整理券を受け取り、

自分の番号が呼ばれるのをひたすら待った。

 

2時間待ってJALの便に振り替えてもらい、

第2ターミナルから第1ターミナルへ移動。

この便も出発が30分以上遅れたので

新千歳空港に到着したのは午後8時過ぎだった。

3階のらーめん道場へ走り、

梅光軒の醤油ラーメンを掻き込んでから

JRで札幌に戻ってきた。

 

横浜訪問は東京に住んでいた大学生のときに一度だけだから、

約40年振りである。

今回は横浜のごく一部を体感したに過ぎないが、

これはこれで良かった。

今度上京するときはどこへ行くべきか。悩ましい。