道の駅江差は9時からとなっていたが、

20分ほど早く開いて、スタンプを押すことができた。

ちなみに日本一狭い道の駅の内部は、

小さなショーウインドーが3つとスタンプ台。

地元の羊羹などが売られていた。

恐らく1坪程度ではないかと思う。

 

江差から15分で道の駅あっさぶに到着。

地元のヒノキアスナロ(ヒバ)を使っている

堂々たる木造建築だ。

 

厚沢部町(あっさぶちょう)は、人口3,300人の農林業のまち。

「素敵な過疎のまち」をうたい文句

にまちづくりを進めている。

床には、町のイメージキャラクター

「おらいもファミリー」。

この町が発祥のメークインをモチーフにしている。

主人公の「おらいも」君はお父さんで、お母さんが「さつき」さん、

娘が「ポテコ」ちゃん。子どもが主人公じゃないパターン。

 

お休み処「百姓屋」では、定番のソフトクリームのほか、

かき氷、おにぎり、フライドポテト、あげいもなどを提供。

 

特産品のメークインはもちろん、

リーフレタスやしいたけ、

近隣のせたな町産のカラフルなとうもろこしが並ぶ。

 

 

 

 

容量は不明だが、規格外のメークインの大袋が1,500円で販売。

業務用なのかな。

 

もちろんありますご当地菓子。

銘菓あっさぶの「メークインの里」。

 

あっさぶワイン「セイベル」は、

地元産のワイン用ブドウを使用した逸品で

おとべワインを作っている札幌酒精工業が製造。

 

「こうれん」なるものを発見。

道産のもち米でつくった干し餅を揚げた郷土の菓子。

買いたかったのだが、レジに行列ができていたので断念。

 

次の道へ向かう途中に「生命の水 といの水」の看板。

近くにある石のタンクから湧水が流れている。

車を停めてその水を水筒に注いで飲んだ。

雑味がなくて良い水だった。

 

 

ここ乙部町(おとべちょう)には、

こうした「生命(いのち)の泉」と呼ばれる

水汲み場が5か所あって、

そのうちの一つが「といの水」。

といの水は、最も湧出量が多く、40.2リットル/分。

ナトリウムやカリウムが豊富で、硬度は54。

日本の軟水の中ではやや硬めらしい。

 

次は、「ルート229元和台(げんなだい)」。

人口3,200人の農漁業のまち、乙部町にある道の駅だ。

 

展望スペースには洒落たモニュメント。

そして、眼下には海のプール「元和台海浜公園」。

奇岩「窓岩」も見える。

 

 

乙部町には、素晴らしい名所がある。

正六角形の安山岩が重なり合った

柱状節理「鮪(しび)の岬」と

東洋のグランドキャニオン(ちょっと大げさだが)と呼ばれる

白亜(黒っぽく見えるけど)の断崖「館の岬」である。

 

 

檜山振興局管内で最後となる道の駅は

「てっくいランド大成」。

旧大成町(たいせいちょう)、合併したので今は

「せたな町」にある。

「てっくい」とは地元の言葉で「ヒラメ」のこと。

道の駅で7月に開催される祭りの目玉は、

ヒラメのつかみどりだそうだ。

 

なぜか隣には「野外劇場」がある。

普段は使っていないようだが、

イベント用に貸し出しもしているらしい。

 

こじんまりした道の駅。

入る時にちょっと怖そうなレジのおば様に

手指消毒をするよう指示された。

1年前以上はよく見かける光景だが、最近では珍しい。

 

さりげなくスマホで店内を撮影したら

先のおば様に、撮影自体はよいが

許可を得てからするように注意された。

大きな駅での撮影は黙認されるが、小規模な駅は要注意。

謝罪をして菓子を1個だけ購入した。

今度から気をつけなきゃ。

 

ここの駅の近くには、海水浴場があるので

駅には夏だけ使えるコインシャワーが設置されている。

 

これで渡島・檜山管内の道の駅をコンプリート。

札幌の自宅までの道のりは216㎞、約4時間。