松前町から追分ソーランライン(国道228号線)を走ること

1時間弱で「上ノ国もんじゅ」に到着。

人口4,200人の農漁業のまち

上ノ国町(かみのくにちょう)にある道の駅だ。

 

 

「龍燈伝説(後述)」をモチーフにした

ゆるキャラ「カミゴン」。

上ノ国町の花「エゾヤマツツジ」をイメージした赤い体と

町を流れる天野川をイメージした青い目のドラゴンだ。

好きな食べ物は町特産の「ほたて」と「たらこ」。

嬉しくなるくらいベタな設定。

 

もちろんあります「カミゴンクッキー」。

言うまでもなくカミゴンがプリントされたクッキーだ。


 

既に夕刻なのでズワイガニを使用した「かにめし」は完売。

ボリュームは分からないが、600円というのは破格の安さ。

どうしても食べたければ予約も可能。

 

活あわびや活エビの量り売り。

あわびは1個700円で、エビは100グラムで240円。

 

 

 

地元産の原木しいたけを乾燥した

「神ノ国しいたけ」と

養殖あわびをふんだんに使った独特の松前漬け

「天野川漬け」。

 

 

サクラマスの切身やホッケの切り込み、

さばの飯寿司など魅力的な海の幸も大量販売。

こんなので一杯やったら最高だべな。

 

 

町内にある「上ノ国ワイナリー」のワイン。

今春、歌手のGACKTが選定した

2千本のピノ・ノワール

の苗木を町内の新しいブドウ畑に植樹して、

5年後にオリジナルワインの出荷を目指す

プロジェクトを展開中のワイナリーだ。

 

地元産ななつぼしを使った純米大吟醸

「天河(てが)のめぐみ」なども販売。

 

上ノ国町産の「けんたろう」を使った

イチゴジュースを試飲。

注文したらあっという間に出てきた。作り置き。

フローズンタイプなので暑い日は最高だろう。

 

駅名にもなっている「もんじゅ」ってなんじゃ

と思って調べたら、「文殊菩薩」に形が似ている

前浜の岩が「もんじゅ岩」

と呼ばれていることに由来しているとのこと。

道の駅の外からもんじゅ岩を望む。

天候次第では「奥尻島」が見えるらしいのだが

残念ながら遠くは霞んでいて見えなかった。

 

近くの大澗ノ崎にある「窓岩」の穴は、

上が階段状になっていて「神の道」と呼ばれている。

龍神が大平山の山の女神に逢うため、

夜更けに「龍燈」となって神の道から

八幡牧野を通っていくというのが
町に伝わる「龍燈伝説」。

階段を降りると上がるのが大変なので

入口だけでパスしたヘタレおやじ。

 

荘厳なる「神の国」を後にして

向かうは2日目の宿泊地「江差」。