七飯町の道の駅から函館新道と函館江差自動車道を利用して

40分余りで「みそぎの郷きこない」に到着。

北海道新幹線の玄関口木古内駅と目と鼻の先にある道の駅。

ちなみに東京までは新幹線で約4時間、

函館駅までは道南いさりび鉄道で1時間ちょっとで行ける。

 

 

イートインコーナーで客を呼び込む

木古内町のマスコットキャラクター「キーコ」の看板。

地元のブランド牛「はこだて和牛(赤うし)」がモチーフだ。

チャームポイントは「津軽ブルー」の瞳と小さなしっぽ、

東京都青山生まれのシティ・ボーイだってさ。

どうみてもシティ・ボーイには見えないべさ。

 

駅内にイタリアンレストランがあるが、

帰り際に見ると外まで長蛇の列ができていた。

地元産のワカメを使ったペペロンチーノは格安の900円。

七飯でネギトロ丼を食べていなかったら、

ここで食べても良かったかな。

 

 

当駅オリジナルのポテトチップス。

買いたかったけど、塩分が気になり断念。

 

キーコのポップコーン、キーコ飴など地元の菓子や

するめの塩辛など、近隣地域の水産加工品が並ぶ。

 

 

木古内町は人口3,600人の農林水産業のまち。

2016年には北海道新幹線が開業し、

2022年には函館江差自動車道のインターチェンジができたので、

観光にも一層力を入れるようになったようだ。

 

道内にあって古い歴史があり、700年近く前から和人がいたという。

松前藩の役人が1625年に建てた祠が由来の

佐女川神社を拠点に行われる

「寒中みそぎ祭り」は190年以上も続いている。

何人かの若者がふんどし一丁で厳寒の津軽海峡に入る姿は、

道内ローカルニュースで必ず放送されている。

 

その寒中みそぎにちなんだ「お清め砂」があったので、

数十円の賽銭と引き換えに頂戴した。

佐女川神社で祈祷した砂で、家の四角や車のタイヤに撒けば

家内安全、無病息災、交通安全などにご利益があるという。

 

この駅名物の「みそぎの塩ソフトクリーム」は300円。

寒中みそぎ祭りが行われる浜から汲み上げた海水でつくった

「みそぎの塩」のソースがたっぷりかかっている。

甘いソフトと塩ソースのバランスが絶妙で美味。

スイカに塩かけるのと同じ原理かな。

 

 

みそぎシリーズでは、木古内町でたった1軒しか生産していない

食用米「ほのか224」を使った

「みそぎの舞」を販売。

姉妹都市である山形県鶴岡市の羽根田酒造が醸造している

スッキリとした辛口の特別純米酒。

 

ここの駅の一角にはミニ水族館もある。

イワナやフナ、イシダイなどの水槽が3つ。

どれもうまそうじゃないか。

 

 

 

 

さいごに家族や自分への土産として

菓子やレトルトカレー(定番商品だが)、

キーコの百万円札(珍味)を購入。

この珍味も「誰が買うんか」という商品だが、買ってしまった。

 

 

塩ソフトでみそぎも済ませたので、

次なる道の駅へ向かうことにした。