砂原から20分余りで

しかべ間歇泉(かんけつせん)公園に到着。

ここの道の駅は玄関の暖簾が印象的だ。

ちなみに鹿部町(しかべちょう)は、

人口3,500人の漁業のまちである。

 

鹿部出身の日本ハムファイターズの伊藤大海投手と

特産のたらこをモチーフにした「たらずきんちゃん」が

出迎えてくれた。

 

 

出ました土偶クッキー。

2021年に北海道と北東北の縄文遺跡群が

世界文化遺産に登録されたので、

それに乗っかった商品である。

鹿部温泉たまご饅頭というのもある。

 

 

たらこはもちろん、やわーい昆布、

根昆布だしなどの商品が大量販売。

 

 

 

たらずきんちゃんクッキーや

「鹿部から来ましたまんじゅう」もある。

このまんじゅうにはエビ、昆布、たらこなどが

カラフルに描かれている。

それにしても変なネーミングだこと。

 

面白いのは特選タオル昆布。

昆布に似せた鮮やかな緑色のタオルなのだが、

1枚1,980円と高価なので手が出ない。

誰が買うのか商品にエントリー決定。

 

煮魚や自慢のたらこを使った丼などを提供する

「浜のかあさん食堂」があるのだが、

午後3時ともなればここも完売御礼。

 

たらこのタルタルソースとスケソウダラのフライを使った

「すけそ親子バーガー」のポスターもあったが

これも売っている様子はない。とほほ。

 

ホタテ、牡蠣、豚肉、饅頭など

外にある蒸し窯で自分で蒸して食べる商品がラインナップ。

ミニほたてが4個入った「福々ほたて饅」のポスターは

食欲をそそるが、調理時間が勿体ないので諦めた。

外にある蒸し窯からは白い蒸気が噴き上がっていた。

 

 

 

 

ここに来て間歇泉を見ないわけにはいかない。

道の駅で入場料300円を払って

裏口を抜けると、そこは間歇泉公園だった。

間歇泉というのは、周期的に地上に噴き出す温泉で、

しかべ間歇泉は10分から15分に1回噴き出すそうだ。

 

5組くらいの観光客が足湯に浸かりながら

温泉が噴き出すのを待っていた。

自分も腰掛けて湯に足を入れてみた。

結構熱いので足を入れたり出したりしながら待った。

ここで吹き上がった温泉は足湯に使われている。

 

 

数分後にすごい勢いで温泉が噴き出した。

それは1~2分続いてぴたりと止んだ。

 

せっかくなのでもう1回近くで見たい。

眺望の館に上がってみた。

近くの海も見えるし、先ほど世話になった足湯も見える。

 

 

10分くらい経ったころ、

自分にとって2回目の噴射が始まった。

近くで見ると一層迫力があった。

数人のテレビクルーもそれを撮影していた。

 

 

相変わらず空腹状態は続いていたが、

食べ物は買わずじまいだった。

次の道の駅こそ何かあるだろうか。