4月26日から28日まで、
渡島・桧山方面へ出かけてきた。
もちろん愛車(2012年製のエブリィバン)での車中泊の旅だ。
朝8時25分、札幌の自宅を出発。天候は上々。
国道230号線で噴火湾(内浦湾)に向けて南西へ。
中山峠の手前にある電光パネルに
「路面凍結。スリップ注意」の文字が表示。
峠道を上ると路肩の雪がわずかに増える。
夏タイヤを履いているので少しビビりながら走ったが
路面は凍結していなかったので、
道の駅「望羊中山」に無事到着。
ここは札幌市の隣町・
喜茂別町(きもべつちょう)にある中山峠。
何度も来たことがあり、
昨年も車中泊の帰りに寄って名物の「あげいも」を食べた。
この日は9時半にして売店は盛況。
あげいも3兄弟?も出迎えてくれた。
朝なので2階の食堂は開店前だった。
ここで食べたことはないが、
豚丼がイチオシらしい。
展望室に入ると雪化粧をした美しい山がうっすらと見える。
北海道最高峰、標高1,898mの羊蹄山を望むことができるのだ。
「望羊」という駅名の由来なのだろう。
望羊中山から約1時間で豊浦町にある
道の駅とようらに到着。
豊浦町は人口3,500人の農業や漁業が盛んなまち。
6月上旬には「いちご豚肉まつり」という祭をやっている。
無理くりイチゴと豚肉をくっつけたネーミングだ。
その一つイチゴがかろうじて販売。
10分後には完売していた。
イチゴ関連商品は、いちごのクッキー500円や
いちごクレープ550円があった。
クレープはなかなかうまそげだ。
ここの駅の名物は「いちごソフト(500円)」。
ソフトクリーム自体もいちご特有の酸味があって
なかなか美味であった。
噴火湾のホタテは有名だが、
最近貝毒が発生したとかで活ホタテの販売は休止中。
そのかわり火を通してあるホタテフライは販売。
ひと串320円。某元チャンプにちなみホタテフライ級だそうな。
ホタテを使った調味料やホタテのいずし、ほたてパイ、
帆立丼、ほたて弁当、五目帆立にぎり、
帆立五目いなりもリーズナブルな値段で大量販売。
ホタテ貝のぬいぐるみまであった。
手を入れてハンドパペットになる貝パクちゃん。
結構な価格である。どんな人が買うのだろうか。
電子レンジで温めて食べられるとうきび(トウモロコシ)も
良心的な価格で販売。
ネコも大喜びのマタタビまで販売。
地元で作っている人がいるのだろう。
郷土の星、WBC世界フライ級元チャンピオンの
内藤大助のトロフィーなどが展示中。
彼は「豊浦ふるさと大使」なのだが、
テレビに出演してもヘラヘラするばかりで
地元のことを全く理解していなかった。
せめて町の特産物やイベントくらいは
勉強しなさいよと言いたい。
いよいよ道南へ。
高速道路を使っても数十分程度の短縮らしかったので
国道230号線を選択し、噴火湾に沿って南下。