マオイの丘公園から20分で
「道の駅あびらD51ステーション」に到着。
三角屋根のあるなかなか立派な道の駅だ。
安平町は、人口約8,300人の酪農のまち。
もともと安平村だったのが早来町(はやきたちょう)と
追分町(おいわけちょう)に分かれ、
2006年に再び一つになって安平町が誕生した。
道の駅の隣にはシートで覆われた鉄道車両らしき姿。
冬期間中は公開していないらしい。
紹介パネルには「キハ183-214」と書いてある。
これは北海道仕様の特急車両で、1981年から札幌~釧路を走る
「特急おおぞら」として使われ、
その後道内各地で活躍したものだった。
2018年に引退後、クラウドファウンディングにより
この道の駅で保存されることになったそうな。
道の駅のレストランの奥が鉄道資料館だった。
駅舎を模した赤い屋根に「追分駅」というプレートが見える。
左手奥の資料館の出入口には
「改札口」と書いてある。
数組の家族連れが中にいた。
中には蒸気機関車D51-320号があった。
存在感が半端ない。
デコイチと称されるこの機関車は、
製造初年の1936年から鉄道の要衝「追分駅」などを拠点に
空知地方で算出された石炭の輸送を担っていた。
1976年にその役割を終え、
2019年からはこの資料館の顔として保存されている。
北海道発展をけん引し、見守ってきた車両は
静かに眠っているようだ。
当時の客席や備品類などが展示されている。
あびらD51ステーションの公式通販サイトで
レールアテンダントガールを
務めるのは「安平さき」。
彼女は1998年10月14日生まれで
血液型はAB、身長は155cm、
特技はバスケットボールと乗馬だそうだ。
ちょっと足が太いようだ。失礼!
道の駅内にはいろいろな商品が販売。
安平ジンギスカン、夢民豚ハンバーグ、
ホルモンまんじゅう、いももち、はちみつ、
無塩・無添加のそばなどあらゆる商品がある。
もちろんD51にちなんだ商品もラインナップ。
D51どらやき、D51かりんとうなど。
「あびら川」という日本酒もレコメンド。
なぜかTシャツまで販売。買う奴おるんかいな。
地元農家が栽培する酒造好適米「彗星」を
100%使用した純米大吟醸だ。
醸造は二世古酒造(倶知安町)に委託している。
ここの名物もくもくソフト420円。
蒸気機関車の煙をイメージした
灰色のクリームと固い生地のコーンが特徴。
ソフトクリームも食したし、
次の道の駅へ向かうことにした。