またまた長編もので恐縮至極。

一昨日、札幌から空知管内の滝川市へマイカーで出張。

早めに出発したので高速道路を使わず、

国道275線で当別町、新篠津村を経由し

2時間余りで目的地に到着。

滝川といえば「松尾ジンギスカン」の発祥地。

ということで仕事の前に松ジン本店にて昼食と相成った。

 

窓の外は日本庭園らしいのだが、雪で覆われてほぼ見えない。

特上ラムランチのほか、3人で肉を2皿追加。

少し甘いタレに漬け込まれた

ラム肉は肉厚でボリュームたっぷり、臭みも殆どない。

ジンギスカン鍋の溝に溜まったタレで煮込まれた

もやしやカボチャも味が染みていてしっかり旨い。

ジンギスカンは正直あまり好きではないが

ここのは絶品だった。さすが松ジン。

ご馳走になったので写真は控えめに1枚だけ。

 

昼食後、仕事は午後2時30分に終わった。

せっかくなので市街地から15分ほどの「道の駅たきかわ」を訪問。

スタンプラリー帳もちゃんと持参している。

最初から行く気満々の確信犯。

 

店内には松尾ジンギスカンをはじめ

地元のジンギスカンやホルモン、

豚肉を使ったジンギスカン「ぶたジン」などが大量陳列。

 

 

滝川は菊芋の産地でもある。

レシピとともに紅菊芋なる商品も陳列。

生よし、煮るよし、焼くよし、揚げるよしといろいろな食べ方ができる。

しかも健康万能調理野菜だそうだ。

 

滝川にはクラフトビールもある。

その名もまんま「滝川クラフトビール工房」。

空知エールや地元のりんごを使ったりんご&ドライ、

空知ヴァイツェン、空知ピルスナーなどがある。

道内では珍しくないので、今回は購入しなかった。

 

ここの駅限定のアイガモカレーや

アイガモ炊き込みご飯の素もポスターで猛プッシュ。

滝川産合鴨を使用している。

 

地元で作られた菓子もバラで数点買ってみた。

りんごどらやき、はちみつ羊羹(白あん&あずき)

地酒ケーキ「金摘」の3種。

地酒ケーキは滝川市の隣町、新十津川町にある金摘酒造の日本酒を使用。

これはどこにでもある酒ケーキといった感じ。まずくはないけど。

 

さらに車で30分ほどの所に「道の駅つるぬま」がある。

広い駐車場に入ってみると、男女別に1棟づつトイレがあるが、

道の駅らしき建物は看板も外され、廃墟と化していた。

 

ネットで調べると道の駅は数年前に

道路の向かい側の温泉施設内に移転していた。

この日は休館日だったが、

幸いにも施設の玄関内でスタンプを押すことができた。

 

玄関には何やら不気味なゆるキャラのポスター。

ここ浦臼町のご当地キャラ「臼子ねえさん」らしい。

地元名物のぶどうとワインをPRしているのだが、

正直言って気持ちが悪い。

 

ここから札幌へ向かう途中、

寄り道をして温泉に入ってから帰ることにした。

初めて訪れた「湯元岩見沢温泉なごみの湯」。

午後5時。勤務時間は終了。

 

玄関前には、なぜか座ってまどろむお地蔵様。

背中にはネズミがいる。

なごみの湯だけに和んでいるのかいな。

 

入浴だけなら490円なのだが、

食事と入浴のセット券1,000円(土日祝日は1,100円)

が魅力的だったので券売機で購入。まずは風呂から。

サウナは、高温と蒸し風呂の2種。

蒸し風呂は熱めの湯に足を入れながらコンクリートの椅子に腰かけるタイプ。

水風呂は冷たすぎて入れなかった。たぶん水温は15℃未満か。

露天風呂は3つあり、なかなかの充実ぶり。

室内には電気風呂もあったが、尻の穴が痺れるほど超強力。

30秒と入っていられなかった。

 

1時間ほど温泉を堪能した後、食事をした。

セット券を提示したらメニュー表のどれを食べてもOKという。

一番高い「特厚デミグラスカツ定食」1,080円だと、

これだけで赤字になる計算だ。なんと太っ腹な!!

 

昼食でジンギスカンをしこたま食べたので

さすがにカツ定食は食べられない。

さっぱりしたものが欲しくなり720円の盛岡冷麺にした。

これでも十分得した気分。

冷麺にしては、ほうれん草、しなちく、麩といった

変わった具材も入っていた。

味はまあまあ。値段を考えたら文句は言えまい。

 

食事を終えて1時間余りの帰路に着く。

この日は特別寒くはなかったのだが、

普段から頻尿なのでトイレの回数が多くなった。

北海道ではよくある話だが、

車で移動中、ガソリンスタンドやコンビニが

1時間以上見当たらないこともある。

この日も常に小便を我慢しながら運転したといっても過言ではない。

教訓:冬の運転は飲み物を控えるべし。