以前に申し込んでいた

自衛隊音楽隊の定期演奏会に当選。

妻は大の自衛隊嫌いなのでぼっちでの参戦。

演奏会は6月26日(金)午後7時から。

仕事終わりの午後5時に徒歩15分の札幌市役所へ。

 

ラストオーダーの5時45分が近づき

閑散とした地下食堂に入り

陳列ケースのメニュー写真を眺める。

定食などは完売していたが、ラーメンや焼きそば

カレー、うどんなどはまだ食べられそうだ。


 

券売機で冷やしラーメン(680円)

の食券を購入。

昼食時は混雑する食堂内は

残業前の腹ごしらえに来た職員らしき人がちらほら。

10分近く待って私の食券番号が呼ばれ

カウンターに冷やしラーメンを取りに行った。

 

ハム、キュウリ、鶏ササミ、わかめ、錦糸卵、紅ショウガ

で覆われた一般的な冷やしラーメン。

麺は酸味が効いたしょっぱいたれに浸っていた。

高血圧の老人向きの食べ物ではなかったかと若干後悔。

 

食後に市役所1階のロビーで休憩。

飲み物や軽食を提供しているショップも店じまい。

施錠時刻の6時少し前に

傘をさして隣のカナモトホールへ。

正式名称は札幌市民ホールだが、

建設機器レンタルの㈱カナモトがネーミングライツを取得している。

開場6時にホールへ入り、

入口でプログラムをもらった。

 

館内には北部方面隊のPR動画や写真が展示してあった。

オリジナルボールペンはご自由にどうぞ状態。

せっかくなので1本頂戴してきた。

 

北部方面隊は北海道全域を所管しており、

4師団・旅団、28駐屯地、10分屯地で構成され、

約3万人を擁する大所帯だ。

全国自衛隊員15万人の実に2割を占めている。

北部方面音楽隊は札幌市真駒内駐屯地が拠点

プログラムによると50人ほど在籍しているようだ。

 

午後7時の開園まで1時間もあったが、

トイレを済ませてから指定された3階席へ着席。

ほどなく私と同年配くらいのご婦人が私の隣に着席。

全席指定とはいえ、周囲はがらがらというのに

気まずいことこの上ない。

人見知りのヘタレおやじは決して話しかけたりはしない。

 

開園30分まえにサキソフォーン奏者の

カルテットがステージに登場し、

プレコンサートと称して2曲披露。

2曲目は「恋の街札幌」。

テナーサックスの男性陸曹長が美声を披露したので、

客席の大半を占める老人たちから拍手喝采を浴びた。

 

パンフレットを眺めたり

スマホをいじったりして時間を潰してやっと開演。

音楽隊員がステージに姿を現し

フルート奏者の女性2等陸曹が

進行役となり曲紹介。

伊東札記音楽隊長が登場し指揮棒を振った。

 

第1部は今年度の全日本吹奏楽コンクールの課題曲や

組曲「惑星」より「火星」と「木星」。

特に木星は平原綾香の歌がヒットして

有名になった曲だ。

 

20分の休憩をはさみ第2部がスタート。

ルパン3世のテーマや「我が心のジョージア」、

スティビーワンダーの愛するデュークといった

スタンダードなナンバーを披露。

 

アンコールはスカパラオーケストラと

曲名は失念したが何やら行進曲だった。

ソロ演奏も見事で満足できる内容だった。

アンコールだけは撮影や

SNSへの投稿が許可された。

 

中学時代に吹奏楽部でホルンもどきの

メロフォーンという楽器を吹いていた

半世紀前が蘇った。

中学1年のとき吹奏楽コンクールのC編成(25名)が

地区大会1校だけの出場だったこともあり、

運よく金賞を受賞して札幌で開催された全道大会に

出場することができた。

 

吹奏楽部の同級生だったO君は、

高校卒業後に自衛隊に入隊した。

除隊後は愛知県の自動車工場で働いたと

風の便りで聞いていたが、もう50年近く会っていない。

彼は元気でやっているのだろうか。

 

そんなことを考えながら

雨が降る地下鉄大通駅の入口に吸い込まれた。