くらい経ったのかな。独車になって・・・

 

期間を忘れるくらい、濃密な行路をこなしている。

夜討ち朝駆けは新聞記者くらいなもの、と思っていたけどバス運転士もあまり変わらない。

5時出頭もあるかと思えば、23時前にようやく退勤なんて行路もあるので、教習(構内)時の9時出17時終わりがいかに「ヌルかった」かを思い知らされる。

 

ただ体力的に辛くはあるけれど、同じ日が続くって事がないので毎日何か違うものが見れたり「発見」があったりするので、前職のようにずっと自宅にこもって人に会わず云々、という没交渉な事は無くなった。

本能的にカラダを動かしている方が個人的には性に合っているのかもしれない。

 

で、昨日の事。

そろそろ疲れてきたな・・・と思った頃に、今度ウチの営業所に配属される新人運転士が「路線下見」に乗り込んできた。

 

え?聞いてないよ?

 

当たり前だ。

「あー、今度へたプレ君の行路の何時の便に新人が添乗するからヨロ」

なんて申し送りがある訳じゃないから当然だ。

 

でも、

 

えっと、僕・・・

 

まだ独車1ヶ月なんですけど・・・

 

もう新人さん、入ってくるんスか?

 

これが正直なところだった。

もっとも昨今のバス業界、人手不足が叫ばれ続けているので新人の配属は早い方がいいには決まっている。

いいんだよ、この業界の末席に座っている身としてもやってくるのはウェルカムなのよ。

 

でも、新人気分なところにもう新人が入ってくる・・・

 

この不思議な感覚に戸惑いながら、残りの行路をこなして僕のバスを降りる新人に

「じゃあ、無事見極め通ってね」

なんて世間話的な事まで言ってる自分が、これまた信じられないというか。

 

何先輩風吹かせてるんだよ、このプロビー(新人)風情が!

 

って自分で自分にツッコミを入れてた。

さあ、面白くなったきたぞ。