僕、バスオタクなのよ。

 

そのバスオタクが、運転席座ってバスを動かしてお客さんに「ありがとうございましたー」って言ったりしてる訳なんだから、世の中わからないね。

 

 

こうして夜、運転席で「明日は何時出勤だっけな」とか考えてたら・・・

撮ってくるのよ。バスオタクのカメラ小僧さんがね。しかも座り込んでかなり撮り込んでいる訳。

それを運転席から見ていると、ちょっと疲れてたのもあったのかイラっときたけど、ふと我に返った。

 

ああ、去年の今頃は僕もこんな感じでやってたんだなーって。

 

場所は違うし、彼らみたいな一眼レフじゃなくてスマホなんだけど、こっち(バス)をガン見しながら撮ってたっけ。

その時のバスの乗務員の気持ちもこんなんだったのかーって思うと、何かちょっとこっぱずかしくなってきてフフッて感じで微笑んだのよ。

 

そこを撮られたかどうかは判らない。

けど、自分の過去の所業を思えば「こうされて当たり前かな」って思うようにした。

20歳くらいから撮り始めて30年。その積もり積もった「業」を今、立場が変わって「受ける側」になったんだと。

 

だからバス乗務員兼バスオタクな僕は、基本的に彼らを受け入れることにする。

「贖罪」とかは大げさかもしれないけど、気分的にはそんな感じで彼らの行いを見ていく。

 

だけどこれを読んだバスオタクのみなさん、「やり放題」を許した訳じゃないからね。

趣味という「一線」を守ってほしい。僕には同僚がいる。その中にはバスオタクを快く思ってない人もいる。

そういう人がいるって事を自覚して、節度ある態度で僕らのバスを撮ってほしい。

 

言いたい事はそれだけ。