Groteエレキギター(セミアコタイプ) | はるかな日々

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また安ギターを買ってしまった。

Groteのセミアコ

 

中華の謎安ギターにつき、型番などはよくわからない。分かったところで無意味です。

 

かつて札幌に存在した一律2万の安ギターショップ、ギタータンクに卸していたメーカーらしい。

価格はAmazonで約23000円。過去は19000円程度で売られていたようで、最近の物価高で値上げしたようです。

 

とはいえ、いつかほしいと思っていたセミアコタイプ、エピフォンDOTも6万以上する現在、この価格で一応新品のハコモノが変えるというのは価格破壊に他なりません。

値上げといっても、過去ギタータンクで2万で売られていたものと同等ならそれほどの値上げでもないし、何よりほしいと思った時が買い時です。実際、記事を書いている現在、すでに在庫切れになっています。

 

発送は中国山東省の工場からEMSで、青島→煙台→日本というルートでした。発送の連絡は注文の翌日でかなり早く、煙台で通関のためストップしたようでしたが10日ほどで届きました。思ったよりかなり早いです。

ところで、EMSで中国からギターを発送した場合、個人であればどう考えても4000円以上かかります。それを送料込みで2万ちょい…2万を切っていた時期もあるというのは、個人契約と法人契約は別とはいえ、どうなっているんでしょうか?

 

さて届いてちょっとびっくりしたのはこの梱包です。

発砲スチロールの箱をミイラのようにテープで巻いています。段ボールで来ると思っていた。

 

中身は…

緩衝材の発泡は割れていますが、本体は無事です。緩衝材がしっかり役目を果たしています。

ところで、発泡スチロールはプラごみとなり、捨てるのに金がかかるので、地味にやめてほしいところではあります。この発泡を捨てるのに袋代が300円くらいかかりました。また、発泡を割ってゴミ袋に詰めるのはかなりの手間で、カスが大量に出るため掃除も大変で、今後の購入意欲が削がれるポイントとなります。

 

さて、楽器のほうはというと、外観はほぼパーフェクトでしょう。

ツヤツヤのポリ塗装、ボディ&ネックのバインディング、ブロック型のインレイ。高級感があります。

 

細かい部分はやはりかなりアラが。塗装の波うち、ホコリの混入、バインディングにヒビがあります。しかし、2万のギターとしてはいずれも許容範囲と思います。

 

ヘッド横の塗装が波打ってます(わかりにくいですが)

ブリッジは最安のチューンオーマチックタイプにしました。少々値段が上がりますが、ビグスビータイプとブランコタイプもあります。

 

大きな難点はいくつかあって、まず指板です。黒みがかった指板でルックスは大変結構ですが、粉を吹いており、かなり乾燥した様子でした。さらに、弾いていると指がどんどん黒くなります。

染色している可能性もありますね…まず指板の掃除をする必要があります。

写真はメンテナンス後です。弦を外して、指板をレモンオイルで何度も磨き(クロスが真っ黒になります)、アリアの10-46のセットを張りました。フレット端は引っ掛からない程度には処理されていて、演奏には支障ないです。

 

もう一つの難点にして、最も大きな難点は、ペグです。こればかりは擁護のしようがないくらい悪いです。安いペグ特有のペグポストのがたつきがひどいうえ、ボタンを回してからペグポストが回るまでに若干の遊びがあり、微調整が困難です。トルクもばらばら(これは多少調整可能)で使用に耐えません。残念!

 

すぐに、手持ちの同型ペグに交換しました。

何年も前に買ってストックしていたキクタニの2000円くらいのペグですが、雲泥の差です。若干、穴が小さかったためリーマーで拡張、さらにビスの位置が異なるため、ビス穴を開ける必要がありました。1時間もかからない作業です。

 

これでまぁ、使える感じになりました。

 

演奏性は普通?というか、セミアコを弾いたことがないのでわからない。特に問題は感じません。フレット音痴ということも私の耳では分かりません。オクターブも大体あっておりました、おそらく調整して送ってくれていると思います。弦高は2mmを超えないようとにいったセッティングで、ちょいと高い気もしますが下手にいじる気にはならないレベル。

 

1フレットと12フレットを抑えてみると、弦がフレットに当たっているため、逆反りの可能性大ですが、出音に問題なくフレットが詰まることもないので問題が起きるまではこのままにします。

 

コントロールも特に問題は感じません。ポットのトルクはちょい堅めですが、今のところガリは無いです。ポットとコンデンサを交換しようと思ってパーツを用意してあるけど、ハコモノのパーツ交換はかなりの労力を要するようで、かなり躊躇しています。

 

ナットがすごく安っぽいので、交換したいのですが、こちらも問題がないのでしばらく様子見です。溝がちょっと深い気がしますが、最初から溝が彫ってあるナットではなく、一本一本溝を切っているように思えます。

 

音は特に問題なく出ています。さすがセミアコ、生音がソリッドギターよりかなり大きいですね。ボディも大きいため、弾いていて新鮮味があります。当分楽しめそうです。

 

かなり適当なレビュー、いかがだったでしょうか。問題ないを連呼してしまいましたが、安ギターでは「問題がない」ことが何より重要だと考えております。交換用のパーツを用意しているけど、問題がなさ過ぎて買えるのに躊躇してしまいます。ペグを交換した以外、当分このままかと思います。しばらくたって不具合が出なければ、良い買い物をしたと思えるでしょう。

 

このメーカー(Grote)、ハコモノが主力のようですがレスポールタイプなどのソリッドギターも出しており、変わった色があるため気になっていますが、現在価格が2万円台後半となっています。これだとペグを交換する手間やパーツ代を考量するとバッカスなど国内メーカーでいいやという状況です。円安がひと段落して以前の価格に戻るようなことがあれば、考えたいです。