皆さんは知っているだろうか?

 

 

モーニング娘。22でも随一の魅力を放つ加賀楓(かが・かえで)という女性を。

 

 

●加賀楓(KAGA Kaede)とは?

モーニング娘。’22の、13期メンバー。ニックネームは「かえでぃー」。

2012年から約4年間、ハロプロ研修生として活動。

その後2016年にモーニング娘。に加入することになった。

1999年生まれの23歳で、大学を卒業して社会人1年目の歳にあたる。

 

加賀温泉郷ホームページより)

 

●加賀楓の魅力その1:努力の人

 

2012年、中学1年生の時に「モーニング娘。11期メンバー『スッピン歌姫オーディション』」に応募した加賀楓。この時は残念ながら不合格となってしまうが、ハロプロ研修生として採用されることになった。

 

 

まじめな性格でひたむきに努力し、歌もダンスも確実に力をつけていった加賀楓。やがて℃-uteのコンサートにバックダンサーとして帯同(はては℃-uteのコンサート本番にサプライズで誕生日を祝ってもらうまでになる)、研修生の発表会でベストパフォーマンス賞を獲得するなど、研修生の中でも実力は認められていった。

 

 

 

しかし、なかなかデビューができない。同期はおろか後輩までもが先にデビューしていく。

 

ちなみに、加賀楓の研修同期は、Juice=Juiceの金澤朋子 (かなざわともこ)  、モーニング娘。の12期メンバーの牧野真莉愛 (まきのまりあ) 、つばきファクトリーの岸本ゆめの  (きしもとゆめの)  、こぶしファクトリーの和田桜子 (わださくらこ)  、そして加賀楓と同じくデビューに時間がかかった BEYOOOOONDSの一岡伶奈  (いちおかれいな) 

 

モーニング娘。13期ブログより/ 2020-02-24 21:00:17)

 

モーニング娘。13期ブログより/2021-03-02 20:47:08)

 

モーニング娘。では先輩にあたる12期の羽賀朱音 (はがあかね)は、実は研修生としては先輩、年齢も加賀楓の方が年上にあたる。

 

モーニング娘。以外の他のグループにも、同期や後輩が続々と加入。カントリー・ガールズつばきファクトリーこぶしファクトリーなどの新グループも結成されていったのに、それにすら選ばれなかった。

 

そんな状況で諦めずに練習を続け、高校2年生になった加賀楓。デビューを諦めて研修生活を終わりにしようと本気で考え始めた2016年末に、憧れだったモーニング娘。でのデビューを果たした。

 

次の動画は、ハロープロジェクトの情報を毎週発信している公式YouTubeチャンネルで、モーニング娘。13期のメンバーが発表された時のものだ。

 

(ちなみに、ハロプロは「ハロステ」というYouTubeチャンネルで、毎週ライブ映像などを無料で配信している。ライブに行けないファンの強い味方なので、ぜひ見てほしい。)

 

 

このハロステで新メンバーとモーニング娘。のメンバーの初対面の映像が公開されているが、加賀楓が部屋に入って来た時の牧野真莉愛の反応をどうか見てほしい。

 

 

 

加賀楓の姿を見た瞬間、その場に泣き崩れる牧野真莉愛。「すごく嬉しいです、ずっと待っていたので」と息を詰まらせて語る笑顔に、研修生同期の絆を感じる。

 

ちなみに、モーニング娘。は上下関係がきちんとしているグループで、年齢に関係なく先にデビューした方が”先輩”になる。同期・後輩であったメンバーでも「○○さん」と呼ばなくてはいけない。それでも、時折垣間見える信頼関係が素敵だ。

 

 

それから、高身長の牧野真莉愛・加賀楓をセンターにした楽曲『人間関係 No way way』もある。男女年齢に関係なく刺さってくる共感度の高い歌詞と、かえでぃーの美人さがえげつないので、要チェックだ。

 

 

ちなみに、共にデビューした横山玲奈(よこやまれいな)とは、4年間努力した研修生と、たった2か月でデビューが決まった研修生ということで、デビュー時(だけ)はそれとなく壁があったものの、今では熟年夫婦のような笑顔にあふれた関係性を築いている。

 

 

 

 

 

モーニング娘。13期ブログより/2022-08-14 21:44:08)

 

 

(卓上カレンダーを紹介しているだけなのに、うるさいし爆笑する13期)

 

それから、長年研修生のリーダー的存在だっただけあり、後輩の面倒見もいいのが加賀楓。15期のメンバーと話す姿も素敵だ。

 

 

 

 

●加賀楓の魅力その2:かっこいいダンス

 

加賀楓の魅力と言えば、やはりダンス。長い手足を生かした無駄のない丁寧なダンスは、ファンを魅了している。

 

まず見てほしいのはこちら。「ハロプロダンス学園」という、ハロプロのアイドルの中でも特にダンスが得意なメンバーだけを集めたダンス選抜によるバチバチのダンス動画だ。

 

 

 

 

 

出演しているメンバーの全員がとにかく凄まじいが、加賀楓の魅力も遺憾なく発揮されている。

 

 

もちろん、モーニング娘。の楽曲でも丁寧なダンスで縁の下を支えている。「ギューされたいだけなのに」では1つ1つの動きを丁寧に魅せた。

 

 

 

 

それから、かつて研修生時代に何度もコンサートに帯同した℃-uteの楽曲も踊り継いでいる。

 

 

 

 

他にも、コロナ禍の自粛期間に撮影された数々の踊ってみた動画が、モーニング娘。公式YouTubeチャンネルや、加賀楓のInstagramにあがっている。InstagramではTWICEの「MORE&MORE」やIZ*ONEの「FIESTA」などK-POPの楽曲の踊ってみた動画も上がっているので、ぜひ見てほしい。

 

 

 

 

 

●加賀楓の魅力その3:透き通った歌声

 

ハロプロと言えばライブでの全力の歌声。歌えて当然というメンバーばかりで、加賀楓ももちろん歌が上手。モーニング娘。でも癖のないよく伸びる歌声に、めったに音程を外さない正確さで、ユニゾンを支えている。

 

とはいえ、モーニング娘。には譜久村聖(ふくむらみずき)小田さくら(おださくら)といった歌姫がひしめいていて、なかなか歌割が増えないのが現実。

 

そこで、加賀楓の歌声を堪能したい人はこちらの動画を見てほしい。

 

(冒頭から/海の声)

 

 

6分11秒ごろから/月光)

 

 

5分0秒ごろ/僕は君に恋をする)

 

これらの動画は、コロナ禍の2020年にコンサートを何とか開催しようとハロプロが行ったコンサート「The Ballad」の一場面だ。感染防止のため、グループでのパフォーマンスではなく、1人1曲ずつJ-Popのバラード曲を歌っていくというコンサートで、異例の形ではあったものの、その後のハロプロメンバーたちが口をそろえて「良い経験ができた」と成長の糧にしたコンサートだ。

 

まっすぐでパワフル、そして高音が気持ちよく出る加賀楓の歌声にこれからもぜひ耳を傾けていきたい。

 

●加賀楓の魅力その4:黒髪ショートの2次元オタク

 

アニメや漫画やゲームが好き、というのはもはやそれほど珍しいことではないが、加賀楓も自称・他称「2次元オタク」。ブログなどで様々なアニメの名前を挙げて魅力を語っている。ジャンルは多岐にわたるが、スチームパンクな雰囲気の漂う作品や、結構がっつり戦争を描く作品にも手を出しているあたりに「さすがだ…」という言葉が漏れてしまう。

 

(モーニング娘。13期ブログより/2022-03-11 22:25:32)

 

仕事がきっかけでガンプラにハマったりもしている。

 

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モーニング娘。13期ブログより/ 2017-09-26 21:51:36)

 

 

 

 

 

 

当然、ハローアニソン部にも登場。副部長に就任し、様々なアニメの魅力を語りまくり、楽曲を歌いまくっている。

 

 

 

他にも、イヤホンやヘッドフォンへのこだわりを語ったり、他のアーティストの楽曲への興味を語ったり。多趣味なのが伝わってくる。

 

 

●加賀楓の魅力その5:親しみやすい、なのにイケメンな顔

 

 

 

(加賀温泉郷ホームページより)

 

さて加賀楓に対して「ビジュアルが良くない」「なんで女は加賀が好きなの?」という心無い言葉をかけるファンもいる。

 

 

確かに(つんく♂さんも言う通り)超美人というわけではない

 

だが、そこが最強に魅力的なのだ。

 

加賀楓の顔のパーツは1つ1つが綺麗だ。二重なのに切れ長で上品な目、鼻も口もとにかく綺麗。ただ、どうしても顔のエラがはっきりしているので、顔が大きく見えてしまう。

 

顔が大きい(大顔)というのはとにかく残酷な目にあいやすい。私自身もそうなのだが、どんなに痩せてもまるでお相撲さんのように太って見えてしまう。栄養失調ぎりぎり、ガリガリに痩せても、顔の骨格は変わらないので太って見えてしまうのだ。

 

加えて身長が高いとそれだけでガタイが良く見えてしまう。特にアイドルがよく着るふわふわの膝上スカートのような可愛い系の服は「無理して着ている」感が出てしまう。その分、かっこいい服を着こなせるのが強みだが。(私自身も身長が高いので、可愛い系の服は諦めている。スカートはほぼ持っていない。)

 

さらに、写真や映像だと実物よりも太って見えてしまうので、アイドルとして活躍するうえでどれほど心無い言葉を浴びたのだろうか、と胸が痛くなる。

 

 

だが高身長を活かして、イケメン彼氏キャラ、さらに美人のお姉さんキャラを固めつつある加賀楓。ステージ上でのばっちりメイクも、ブログやインスタで見せるシンプルだけどかっこかわいい姿も、とにかく素敵だ。

 

確かに、1000年に一度の美少女にも憧れる。美しいと思うし好きだ。でも私たちは彼女の真似はできない。だってあれは生まれ持った才能であり、どうしようもないからだ。

 

でも加賀楓は、見た目でも物凄い努力をしているのだというのを、私達は感じる。私も頑張ればあんな風に輝けるのかもしれない、という強烈な憧れ。でも、加賀楓の重ねてきた努力は簡単にまねできるものではない。研修生時代からの苦労を知れば知るほど、黙って耐えてきた加賀楓という人間の凄さに圧倒される。

 

こうして、メイク、ファッション、髪型、それだけではなく歌やダンス、長い下積み期間、あらゆる努力で磨かれた魅力でステージ上を駆け回る加賀楓から、女たちは目が離せなくなるのだ。

 

 

手が届きそうで、手が届かない、強烈な憧れ。それが”加賀の女”たちのを惹きつける引力の正体なのではないだろうか。

 

最後に、かえでぃー、大好きです。たくさん元気をもらいました。どうかこれからも健康に、モーニング娘。の一員として輝いてください。